5日目

 GRAND TETON NP - WA-22,ID-31,US-26 - Idaho Falls,ID

 98年7月7日(前編) 

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  ==== さわやかな景色を堪能 ====


秀麗なGrand Teton

 6:00出発。
 まずは、昨日のティートン訪問で一番印象深かった、Snake River Overlookに直行です。さすがに人は少なく、すがすがしい雰囲気を存分に感じます。

 腰掛けてじっくり景色を眺めましたが、日が直接当たっていないせいもあり、さすがに寒いです。ジャケットのフードをかぶり、手はポケットに突っ込んでじっとしていました。

 そのあと、Snake Riverの川原に出られる場所があるに違いないと思い、SnakeRiver Overlook近くのラフティングの乗り場(Raft launch)に行ってみました。
 そこでは川に近づくことはできましたが、残念ながらティートンの山々は見えなく、失敗でした。

 それで川原はあきらめかけたのですが、あと1ヶ所行ってみようと思い、南にあるGlacierView Turnout近くのRaft launchに降りました。
 こちらは大当たりで、美しい川と草原、山々の組み合わせを堪能しました。 少し歩いてみましたが、Snake Riverが分岐している様子などがよく分かりました。ここはビューポイントではないので、人が全然いないのもいいところで、大自然を独り占めしている気分になります。(^o^)



大自然を独り占め


 そのうち遠くから車の音がして、ラフトのボートを乗せたトラックがやってきました。5人のグループと業者の2人が降りてきて、ラフティングが始まるようです。みんな楽しそうな歓声をあげ、ボートに乗って川を下っていきました。

 さて、この公園の中で、何としても行っておきたかった場所がもう一つ残っています。場所の名前はわかりませんが、何度か写真でみたことのある場所です。
 草原の中に三角の納屋がたっていて、背景には美しいティートン山脈がそびえている場所です。


納屋と、広々とした草原と、山脈
近くでは馬が飼われていました


 公園南端の、Moose Junctionの近くのAnterope Flats Roadを走れば、その途中にあるらしいという情報を得たので、行ってみることにします。
 でこぼこの道を数マイル走ってみると、期待に違わない景色が展開してきます。広々とした草原に点在する、牧歌的ムード満点の小屋たち。 ところどころに、美しい花を咲かせる野草が群生している場所もあり、写真にとどめるのには最適な風景です。



Bridger-Teton National Forestに
向かう道にて


 花については、Anterope Flats Roadに入って間もないあたりの場所と、その先の十字路を左に曲がって(Bridger-Teton National Forest方面)少し走ったあたりが特に印象的でした。足下に目をやれば、リス達がいっぱいです。



Anterope Flats Roadの途中



 98年7月7日(後編)

 ==== さよならティートン ====  

 お腹が空いてきたので、Moose Junction近くの店で腹ごしらえ。
 ふたたび山脈沿いの道(Teton Park Road)に入ります。 まだこの公園では、トレイルらしいトレイルを歩いていないので、興味を持っていたTaggart Lakeへのトレイルを歩くことにします。

 片道1.8マイルの、比較的楽なトレイルですが、上り坂基調ではあります。
 飲料水と、双眼鏡、カメラを持ち、出発です。
 途中、川を横切ったり、若い松の木の林をくぐったりで、楽しい場所があります。肝心のTaggart Lakeのほうは、どちらかというと平凡な景色だと思いましたが、トレイルを歩いてたどりついたという、達成感は感じました。



Taggart Lake



 帰りは、2.6マイルと多少遠回りですが、違う道(Beaver Creek Trail)を歩くことにします。
 この公園には、ビーバーが住んでいる場所があるという話は聞いていたのですが、まだ僕は見たことはありません。このトレイルの名前から、ひょっとしたらビーバーを見れるかもしれないという、淡い期待をしたのですが、ごく平凡なトレイルで、ビーバーは見ることができませんでした。非常に人が少ないのが印象的でした。

 これでこの公園で計画していたことは終わりましたが、まだ時間があるので今一度Jenny Lakeに行って、湖畔を歩こうと思いました。 しかし湖に着いた15時ころから、急速に天気は下り坂となっていきました。
 今まで充分晴天のティートンを楽しんだから、鉛色の空になってまで景色を見る必要はありません。車に引き揚げ、公園を出ることにします。
 ずっと好天に恵まれ、もうそろそろ終わりにしようと思ったあたりでちょうど天気が悪くなる。運の良さに感謝しました。

 「さよならティートン、いろいろありがとう」と、つぶやきながら公園を出たあたりで、強い雷雨になってきました。
 これからの予定は、ジャクソンを経由してアイダホ州に入り、Idaho Falls のあたりで泊まることにしています。 ジャクソンの手前に、WILDLIFE MUSEUMなる建物があります。まだ時間はそんなに遅くないから、ちょっと見てみようかと思いました。

 アリゾナ州ツーソンにあるWILDLIFE MUSEUMは動物の剥製をたくさん展示しているところで、強く印象に残っているのですが、そこと同じようなところかもしれないと思いました。
 豪雨の中、館内に入ってみると、実は名前はWILDLIFE MUSEUM of Artで、野生動物を題材にした絵画や彫刻の美術館でした。
 大自然一点張りのこの旅行の中に、文化的な彩りを添えられたと思います。 ティートン滞在中、天気が悪くなることがあったら、ここに寄るのはお薦めだと思います。

 ここを出る頃には、天気は快方に向かっていきました。
 さて、WY-22,ID-33,ID-31,US-26と経由し、Idaho Fallsを目指します。 とちゅう、何度かSnake Riverをまたぎますが、そのたびに大きな川となっていきます。これが午前中に川原で遊んだ川かと思うと、なぜか嬉しいです。


 州道を走っていたときは、山道でスピードが落ち、いつになったらIdaho Fallsに着くのかと少々心配でしたが、US-26に入ってからは快適な平地の道で、案外楽に町に着きました。
 ここは結構大きな町だから、モーテルはよりどりみどりだろうと思っていたら、案外少なく、US-20に入ったあたりで何もない場所になってしまいました。

 モーテルはこの道に交わるインターステート沿いに多いのでしょう。 仕方ないので道をすこし引き返し、町の西端のモーテルに入りました。
 値段を聞いてみると、42ドルとのこと。個人営業モーテルとしては当然の料金なのですが、今まで値段の高い宿が続いていたので、妙に安心します。(^^;)

 このモーテルにくっついているレストランで夕食です。見かけはいかにも安い大衆食堂といった風情で、レジで立って注文し、店員が持ってきてくれるスタイルですが、味は良かったです。(^o^)
 まず出されるパンが、一つのかたまりのままになっていて、ナイフで切って食べるようになっていたのですが、これがうまい。メインのChicken Fried Steak(7ドル少々)もいい。付け合わせのポテトの量が多いのは、いかにもアイダホです。(^o^)


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