Bozeman → I-90,US-287,US-89 → Glacier NP St.Mary泊
97年6月3日(前編)
==== モンタナ・ドライブ ====
Bozemanの宿で無料朝食を食べて、グレイシャー国立公園に向け、7時前にこの町を出発します。
I-90は西向きに少し走っただけで降りて、US-287に入り、北を目指します。
この先、USハイウェイを通ることが多くなるのですが、モンタナ州の道は、ただのUSハイウェイであっても走りやすいです。車は少なく、スピード違反のことを気にしなくて良い。道路の整備状態も、これだけの田舎の割には悪くないです。僕が時速70マイルで走っていると(これでもかなり速いのですが)、一瞬で追い越す車があったりして驚かされます。
![]() Official Highway Map ('96-97) |
ところで、手元にモンタナ州配布の無料州地図があるのですが、表紙がアーチーズ国立公園のデリケートアーチにそっくりなアーチの写真になっています。
どうやらデリケートアーチよりかなり小さいようですが、川をバックにしていて、なかなかかっこいいものです。
このアーチはどこにあるのでしょうか。ご存じの方はいらっしゃいませんか?
さて、Helenaの町に入ると、US-287はI-15の一部となり、フリーウェイとなります。
I-15といえば、僕の初めてアメリカに足を踏み入れた日から走った道で、それからカリフォルニア州San
Bernardino - ユタ州Cedar city間を何度かお世話になりました。
僕にとってはかなり思い出深い道なのですが、ずっと北のこの地でまた出会うこととなるとは、これまた印象に残ることでした。この道はさらにカナダ国境まで伸びる、大陸縦断に近い道なのです。
40マイルほど走ると、US-287はI-15から離れ、単独の道となります。単調な草原の道という感じですが、途中、プロングホーンみたいな動物を見かけました。
Choteauの町でUS-89に入りますが、このあたりで左手の遠くにロッキー山脈とおぼしき雪を頂いた山脈が見えてきます。もうすっかり高原という感じです。
グレイシャー国立公園に近いBrowningで買い出しをしようと、スーパーマーケットに立ち寄りますが、にぎわう店内にいる人々はみな先住民系の人たちでした。ここはBlackfeet
Indian Reservation(居留地)の中心の町なのです。
僕にとって先住民といえば、ナバホなどのアリゾナ乾燥地帯のイメージが強いせいで、こういった緑と水の豊かな北の地にある居留地というのは意外な感じもします。そのせいかどうか、ナバホ居留地よりもずっと活気があるように思いました。
さて、グレイシャーに向いた道の途中に車を止め、山を見ながら町で買ったタコスの朝食を食べ、それから園内へと向かいました。
![]() グレイシャー国立公園 東口 |
グレイシャー国立公園はもちろん、ロッキー山脈の一部を占める山岳と湖の公園です。
カナダのウォータートン・レイク国立公園と接しており、あわせて Waterton-Glacier
International Peace Parkと称しています。
カナダ側は明日行くことにして、まずはグレイシャーの東側で宿探しです。
公園東口(Saint Mary Entrance)から入り、すぐに開けるSaint Mary Lakeの景観を横目で見ながらメイン道路(Going-to-the-Sun
Road あるいはSun Road) を進みます。
天気は薄曇り。気分は上々とはいかない天気ですが、湖の色を楽しむのに悪くはないです。
15分くらい走ったところで、Rising Sunのビレッジに到着。 でも、宿の駐車場に車もひと気も全然ありません。(^^;)
やっぱり宿は開いていませんでした。6月に入ったからもうやっているだろうと思いましたが、入り口で渡された公園の新聞を見ると、確かに6月13日からになっている。。。f(^^;) 最初から確認しておけばよかった。
このまま観光を続けていてもいいのですが、園外にも宿は極端に少ないので、早い時間に宿を確保しておかないと不安ですから、道を引き返して公園東口に隣接するSt.Mary
Lodge & Resortを押さえることにしました。
ここなら空きがあるかどうかは分からないけど、少なくとも営業していることは行きに確認済みです。
首尾良く宿を押さえられ、もう部屋に入れるようなので、シャワーを浴びて部屋で一休みし、Sun
Roadに戻ります。
97年6月3日(後編)
==== クマさんに遭遇 ====
宿で一休みしたあと、Sun Road(グレイシャー国立公園のメイン道路)に戻ります。
Saint Mary Lakeは、同じ名前の川の途中にある細長い湖です。この湖の片側に沿うようにSun
Roadが通じています。だから景色をみるのに良い場所は多くあります。途中、小さな島が浮かぶ場所で腰を下ろし、のんびりしました。
その先に、Sun Point Nature Trailという湖畔のトレイルがあるので、駐車場に車を止めて、少し歩くことにします。トレイルの入り口に、いきなり"Entering
Grizzly Country"というコワい警告看板が。。。
熊が出るために注意すべき事項がいくつも書いてあります。注意事項の最初に、一人でのハイキングは推奨できないと書いてあります。(^^;)
ま、ちょっと歩いて終わりにすれば、用心さえしておけばいいかなと思い、先に進みます。でも前後に人がいないので、ちょっと恐いです。(^^;)
手をたたいたり、舌打ちの音を出したりしながら少し歩くと、湖畔に出ました。 ここには3人の観光客がいたので、ホッとしました。
![]() Columbian Ground Squrrel |
かわいいリスが2種類いて、こちらの方を見ています。怖がりつつも関心があるようで、ゆっくり近づいてやれば逃げようとしませんでした。
そのうち1種類は、Columbian Ground Squrrelという大型のジリスで、ここ以外にも園内で多く見かけました。橙色の腹と、背中の斑点が特徴的です。
もう1種類は、一瞬しか見れなかったのでどんな種類かはわかりません。(^^;)
トレイルを引き返し、Sun Roadを奥へと進みます。この道は代表ポイントのLogan
Passを越えて公園西側に通じているのですが、残念ながらまだ積雪のため全通していません。とりあえず行けるところまで行きましたが、特に良さそうな場所はありませんでした。(^^;)
Sun Roadを引き返す途中、2頭の熊(たぶんグリズリー)が道路を横切るところに遭遇しました。車を止めて運転席から見ましたが、すぐに道路脇の草むらに入り、草を食べていました。
僕の車が止まっているので熊がいるのに気づいたのでしょう、後ろに3台の車が止まり、同じように見ていましたが、熊はお構いなしで食事をしていました。
![]() クマさんの横断風景 |
まだ日没まではだいぶ時間があります。
Saint Mary Lakeで過ごすのもいいですが、次の日はもっと天気が悪くなるかもしれないので、今のうちに少し北に位置するMany
Glacierに行くことにしました。
ここへはいったん園外に出てUS-89に戻り、公園に入り直すことになります。 道路の終点のMany
Glacierのビレッジに一応行ったのですが、残念ながらそのあたりで雨が降り出してしまいました。
仕方なくSaint Maryの宿に戻り、まだ周りは明るいけど夕食をとりました。
St. Mary Lodge & Resortのレストランは、味はまあまあレベルでしたが、接客と店の雰囲気はとても良く、満足な食事ができました。
一人客の僕のために、わざわざ大きなガラス窓越しに雪を頂いた山がよく見える席を用意してくれたし、、ウエイトレスの女の子(ご丁寧に自己紹介をしてくれました。ミシガン大学の学生だそうで、ちょっと早いけどリゾート地の夏休みバイトなのでしょう)はとても愛想がよかったです。
![]() ロッジの部屋にて |
宿の部屋は、素朴かつ趣味のいいインテリアなのですが、ベッドが高くて閉口しました。(^^;) 高いベッドは落ち着けず、苦手なので。
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