EO64エア
- ケイオプティコム
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関西、とくに大阪を中心として、PIAFS規格で通信を行っている電力会社系のプロダイバーです。
sc-3200とME-21ザウルスでは、MA−N2カードのみ対応、MA-N1カードはサイズ的な制約で使用不可。
MA-N3の無線LANカードとのハイブリッドに関しては、シリアルのみ認識しました。
色々やってみた結果をメモ代わりに書いておきます。
だれか何かヒントください。
- ザウルスでケイオプティコムのMA-N3を使う。
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とにかく、なにも考えずに差してみても無駄でした。
CFカード自体は、認識しているようですが、(シテムで確認)カードのアイコンがでません。
再起動すると、カードのアイコンが出るが電源を落とすと、再び消えます。
電源投入するとMA-N3のEO64側のLEDが点滅しつづけます。
- ターミナル(ザウルスcd-romに付属。インストールしないと使用できません)で、 cardctl status でチェック
3.3v 16-bit PC card
function 0: [rady]
と表示。とりあえカードは動作している模様。
続いて、cardctl ident でチェック
prodact info: "NEC", "MA-N3"
manfid : 0x0010, 0x0000
function: 6 (network)
と表示、ネットワークカードして認識しているもうよう。
ちなみに、slot2にあるHDDは、function: 4 (flexd disk)とみなされている。
- /etc/pcmcia/以下に、newcard.confという名前で、ファイルを作ります。
device "serial_cs"
class "serial" module "serial_cs"
card "k-opt NEC MA-N3 WiFi lan-Modem"
version "NEC", "MA-N3"
bind "serial_cs" to 1
これでモデムは使用できます。
接続先の設定等は、通常のネットワークの設定で行います。
以前、MA-N2を使っていたので、そちらはそのまま使用できていました。
ですので、設定はそのまま継続されています。
これを触ると、「ネットワークの設定」が使えなくなります。戻すにはシステムの再インストールしかないようです。
- 問題もでています。
まず、レジューム状態から復帰した場合、MA-N3がコンソール上から使用中になったままになります。
おそらくは、LANの部分の設定されていないために、そこが引っかかっているのだとおもいます。
コンソールより、
cardctl suspend 0
で、サスペペンド状態になり、通常のMA-N2と同様に使用できるようになります。
- Windows機でMA-N3を差してみて、どういうチップが使用されているか調べてみました。
結果、Rialtake RTL8139/810x同等品であることがわかりました。
これに対応するドライバは8139too.oであるとおもわれますが、ザウルスにはそのドライバは搭載されていません。
ネット上を探してみましたが、ドライバ用のソースコードがありました。
しかし、当方にはlinux機が無いため、sharp社のHPにあるクロスコンパイラが使用できません。
しかたなくセルフコンパイルを構築しなければならないような気がしてきました。