天文ソフト (オンラインフリーソフト)

天体を知る・見る


つるちゃんのプラネタリウム       お勧め 
太陽系シミュレータースタジオ    お勧め 
HippLiner
FarSky 天球図


★オンラインソフト利用の注意事項

    フリーソフトであっても著作権は保護されています。使用にあたっては作者の決めた条件を守ってください。
    「自分のパソコンでは動かない場合もある」ということを承知しておいてください。
    シェアウェアの送金をする前には、必ず試用して自分のパソコンで動作すること、自分の必要とする機能が使えることを確認してください。
    自分のパソコンにウイルス検査ソフトを入れて予防するよう心がけてください。(事前チェックはされております)
    ソフトウェアの利用は、利用者自身の責任 によって行ってください。
    ソフトウェアの使用方法については各ソフトウェアの説明書をお読みください。不明な点は各ソフトウェアの作者へお問い合わせください.

* フリーソフトとは無料で使用できるソフトウェアです。
* シェアウェアとは、一定の試用期間を設け、試用期間後も継続して使いたい場合は代金の支払いを要求するソフトです。

 
[プラネタリウム]つるちゃんのプラネタリウム(フリー版)
 豊富な機能で星を見る楽しさを教えてくれる天体シミュレーションソフト

プラネタリウム/公開天文台       ▲トップへ

パソコン上に見事なプラネタリウムを描き出す天体シミュレーションソフト。指定した日付・時刻、観測地の星空を再現するほか、時系列に沿ったシミュレーションや他の惑星から見た星空の表示も可能。特定の恒星(星団)・星座を検索したり、恒星・星座に関する情報を見ることもできる。


設定できる日付・時刻は1900年〜2200年までの任意の日時で、「現在時刻」や「日の出時刻」「日の入り時刻」といった指定も可能。また、固定時刻の画像だけでなく、時間経過に沿って画像が変わる「シミュレーション」や、現在の星空をリアルタイムに表示する「自動運転」といった機能も備えている。

観測地は、日本全国と世界各地を地名リストから選択して指定できるほか、経度・緯度を入力して指定することもできるようになっている。地球以外の別惑星から見た宇宙の様子を見ることも可能だ。

プラネタリウムには「好きな方向」「全球」「半球」「星図形式」など9種類の図法が用意されており、恒星や惑星はもちろん、星雲・星団、星座名、星座の線、星座絵、方位・高度線、天の川、空の大三角などの情報を表示できる。個別に表示のON/OFFを切り替えられるので、詳細な情報の入った画像から実際の夜空に近い画像まで、思い通りの画像を得られる。恒星や惑星、星雲・星団、星座をクリックすると、関連情報を表示する「クリック検索」という機能もある。


プラネタリウム以外にも、太陽や惑星の経路や満ち欠け、月齢カレンダーの表示、天文計算機、星座の解説、パソコンの内蔵時計の時刻合わせなど「総合天体シミュレーションソフト」と呼ぶに相応しい機能を備えている。


時刻と観測地を指定すると夜空に広がる星が鮮やかに描き出される 時刻・観測地のほか、表示項目や表示方法など細かな設定が可能
星をクリックすると、その星に関する情報が表示される 惑星の満ち欠けや大きさの変化を見ることもできる
 
   作 者      :  つるちゃん 
   対応OS      : Windows XP/Me/2000/98/95/NT
    種 別         : フリーソフト
作者のホームページ : http://homepage2.nifty.com/turupura/


その他の天文ソフト
つるちゃんのプラネタリウム シェアウェア
つるちゃんのプラネタリウム for Javaアプレット
つるちゃんの3D太陽系
つるちゃんの3D銀河宇宙
つるちゃんの3D星間飛行



[プラネタリウム]太陽系シミュレータースタジオ
太陽系の惑星、星座、彗星などを表示できるプラネタリウムソフト

▲プラネタリウム/公開天文台       ▲トップへ

 「太陽系シミュレーター」は、太陽系の惑星、星座、彗星などの天体を3Dで描き、その動きをシミュレートしたファイルを作成できるプラネタリウムソフト。指定した地点から見た星空の動きや太陽系の惑星の動きなどの天体の動きを示したファイルを作成でき、ファイルを読み込むことでプラネタリウムのような映像を閲覧できる。

 起動すると、3Dで描いた惑星などの天体の動きを表示する“シミュレーションウィンドウ”と、表示する惑星や星座などを指定して天体の動きのシミュレーション映像などを作成できる“シミュレーションコントローラ”がウィンドウ表示される。

 “シミュレーションコントローラ”の左側は、“シミュレーションウィンドウ”内の操作やWebページの閲覧が可能な“コンテンツブラウザ”となっている。ここで[コンテンツ]−[プリセットコンテンツ]を選択すると、指定した地点から見た星空の動きを描く“今夜の夜空”や、太陽と地球の位置関係を季節ごとに表示する“四季の変化”など、あらかじめ用意された天体のシミュレーションファイルを表示することが可能だ。

 “シミュレーションウィンドウ”では、マウスをクリックしながらカーソルを動かすと、天体のシミュレーションファイルを表示中に視点を360度変更することが可能。また、右クリックしながらカーソルを動かすと、ズームイン・アウトの操作を行うこともできる。

 “シミュレーションコントローラ”では、日時が進む速度、観測地、表示惑星などを自由に指定して、天体の動きをシミュレートしたファイルを作成・保存することが可能。しかし、操作に慣れるまでシミュレーションファイルを自分で作成するのは難しいかもしれないので、あらかじめ用意された[プリセットコンテンツ]を編集をしながら操作に慣れていくとよいだろう。

シミュレーションコントローラ
“シミュレーションウィンドウ” “シミュレーションウィンドウ”
シミュレーションウィンドウ シミュレーションウィンドウ
 
   作 者      :  Solar System Simulator Project 
   対応OS      : Windows 2000/XP
    種 別         : フリーソフト
作者のホームページ : http://www.sssim.com/index.html




[プラネタリウム]HippLiner
 好きな星から宇宙空間を見ることのできる3Dシミュレータ

▲プラネタリウム/公開天文台       ▲トップへ

太陽系近傍約1,000光年の恒星空間と銀河の分布を3Dシミュレートするソフト。ヒッパルコス星表8.5等までの61,699個の恒星と、2,365個の銀河、さらに601個の散開星団のデータを内蔵しており、この空間を自由に飛び回って、好きな星から見える星空をシミュレートすることができる。

シミュレーション画像が表示されるメインウィンドウのほか、星情報ウィンドウと星座線ウィンドウからなる画面構成。星情報ウィンドウでは、恒星に関する情報を得たり、表示などに関する設定を行ったりできる。星座線ウィンドウでは、星座に関する情報表示や星座線の編集を行える。また、メインウィンドウ下部には、よく使う機能をまとめた「ライブショーパネル」が置かれ、効率よく操作できるようになっている。

空間の移動は、視点となる恒星を指定することで行う。恒星の指定は、メインウィンドウに表示された星空から任意の恒星を選択するか、星情報ウィンドウまたはライブショーパネルのリストから選択して行う。選択した恒星へは自由な速度で、あたかも星間旅行をするような感覚で移動することが可能だ。

表示されるシミュレーション画像は、さまざまにカスタマイズすることが可能。恒星だけの表示はもちろん、恒星名の表示、銀河や散開星団(名)の表示、88星座や中国の星座の星座名や星座線表示など、さらには星座内の星と星との距離を表示したりできる。恒星の明るさも「見かけの等級」「絶対等級」「太陽からの等級」を切り替えられるようになっている。もちろん視界は上下左右に自由に動かすことが可能。好きな星から見たシミュレーション画像を、名前を付けて保存・印刷することもできる。

また、15,672個の星の固有運動、視線速度のデータを持っており、任意の時刻の星空を描いたり、恒星の3次元運動のシミュレーションも可能。さらに、既存の星座のほかに、好きな星を結んで星座線を引き、名前を付けて表示する、つまりオリジナルの星座を作るといった機能もある。


恒星だけでなく、銀河や散開星団、星座の分布も見ることができる 星情報ウィンドウ、星座線ウィンドウでは星や星座に関する情報も見られる
恒星間を線で結んでオリジナルの星座を作れる 地図のように距離を反映した地図モードでの表示も可能
 
   作 者      :  NOMOTO Tomonori
   対応OS      : Windows XP/Me/2000/98/95/NT
    種 別         : フリーソフト
作者のホームページ : http://t.nomoto.org/



[プラネタリウム]FarSky 天球図
約9,000の恒星の表示が行える天文シミュレータ/プラネタリウムソフト


▲プラネタリウム/公開天文台       ▲トップへ

プラネタリウムで見られるような天球図を画面上に表示する機能を持つ、天文シミュレータ/プラネタリウムソフト。特定の観測地、特定の時刻における星の配置などを知ることができる。約9,000の恒星を表示することが可能だ。

ウィンドウ内に描き出されるのは、指定された観測地/日時における星の配置。夜空の星には、さまざまな明るさ(恒星の等級)や色(恒星のスペクトル型)があるが、このソフトでは等級やスペクトル型をシミュレートしており、画面内に描き出す際、色や明るさによって星の表示を変化させることができる。星座は、構成する星同士を結ぶ線(星座線)や、日本語表記による星座名も表示する。星座を構成する個々の星については、代表的な星はその星の固有名を、また固有名を持たない星は、αやβといった星座の中における序列(バイエル名)をそれぞれ表示できる。座標は、方位および方位線、赤経緯線、地平線や黄道などが表示される。

これらの表示要素は、ツールバーのクリックでON/OFFを切り替えられる。実際に見た目に近い天球の光景や、豊富な表示要素によるわかりやすい天球図など、ユーザが自由に選択できるようになっている。天球図はマウスでドラッグすることが可能で、これにより視線の変化も自在に行える。

観測日時は、起動時に現在の日時が指定されるが、設定により西暦100年〜9999年までの間で任意に指定できる。また、天球図の変化を1分/10分/1時間/1日の4段階の速度で早回しして連続表示させることも可能だ。観測地は緯度経度で入力できるほか、代表的な地名による検索や、同じ作者の手による地図表示ソフト「Fland-Ale」と連動させて観測地を選択することもできる。

天球図は、画面を2分割して、それぞれ別の日時、観測地を設定することもできるため、同じ日時における日本と他の国から見える天球図の違いや、同じ場所から見える現在と未来の天球図の違いを比較をすることも可能だ。



通常画面

2画面分割により、時間別の表示、観測地別の表示が行えます。

 
   作 者      :  茅沼 呼人
   対応OS      : Windows XP/Me/2000/98/95/NT
    種 別         : フリーソフト
作者のホームページ : http://www02.so-net.ne.jp/~fland/index.html