仏教と宇宙 三千大千世界

宇宙に果てはあるのか、或いは宇宙には知的生命体は 存在するのか。そんな事を考えた事はありませんか? UFOは宇宙人の乗り物では?とか、古代には宇宙人が 地球来ていた?とか、宇宙には私たちの地球以外に 知的生命体が存在する確率は極めて低いとか、色々な 考えがあると思います。そんな中で、仏教の説く宇宙に ついて紹介します。

仏教は紀元前に5世紀ごろの北インドでお生まれになった お釈迦様が説かれた宗教です。仏教の経典には宇宙の 事が説かれています。  そこには、無数の三千大千世界(さんぜんだいせんせかい) という世界で構成されているとのこと。三千大千世界とは 須弥山を中心として日・月・四大州・六欲天・梵天などを 含む世界を一世界とし 、一世界が1,000個集まったものを 小千世界といい、小千世界が1,000個集まったものを中千 世界といい、中千世界が1,000個集まったもので、略して 三千世界ともいうそうです。そして、大宇宙にはガンジス河 の砂の数ほど仏さまがおられると説かれています。これを 「三世十方の諸仏」と言います。ここで、仏(ほとけ)とは真実 に目覚めた人の事で、地球にお生まれになったお釈迦様も その一人です。これらのことから宇宙には地球に住む私たち 人類も含めて宇宙には多くの人々が存在することになります。

実際、観測によって自然宇宙には何千億個もの星々が 集まって銀河が構成され、その銀河が集まって銀河団 を作り、というようにだ三千大千世界が示す宇宙のイメージ と似ています。このような大宇宙に私たち人類だけしか 住んでいないはずはないと思います。


仏教は心の教えであり、仏とは真実に目覚めた人、 覚醒した人の事なので、きっと他の星々に住む人の知性 や精神性は高くて戦争のない平和な世界に違いありません。 私たちの住む地球も科学と精神が進歩して宇宙文明の 仲間入りができれば素晴らしいですね。


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※巣ごもりコアラ作成(2021年3月)

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