帯状疱疹の予防について

2016年8月外来で勧めている内容
帯状疱疹の予防を推奨しています。アメリカでは平成10年から16年にかけて、帯状疱疹の予防や重症化の防止効果に関する大規模臨床試験が行われました。その結果、高齢者に水痘ワクチンを接種することで、帯状疱疹の発症と症状が半分程度になることが明らかにされおり、帯状疱疹予防として60歳以上に水痘ワクチンの接種を勧めています。
当院でも最近、外来で高齢者以外、40歳代頃よりの帯状疱疹発症の方が時々認められ後遺症に苦しんでいるのを見かけます。接種年齢は50歳頃からでも早くないと感じられます。もちろんならない可能性の方が高いのですがなると大変。

2016年08月22日