もう一つ。クロトンアルデヒドのようなビニル基にアルデヒド基が付いているようなものは、
共鳴効果によってα水素よりむしろγ水素のほうが電離しやすい。
すると、縮合後ヒドロキシル基はδ炭素につく。
アルデヒド | R-CHO |
アルドール | アルド(アルデヒド)+オール(アルコール)。多分 |
α、β炭素 | カルボニル基があるときの炭素の位置の表し方。![]() |
カルボニル基 | C=Oの二重結合 |
pKa | 酸電離定数。![]() とか言う平衡状態にあるとき、 ![]() で定まる定数 例えば、pKaが10小さくなると、 H+が10000000000倍電離しやすくなる。 |
カルボアニオン・カチオン | 有機で反応中間体を考える時に重要。 構造式を書いて、ある炭素から単結合の腕が3本しか伸びていないとき、 その炭素の電子対を数えてみて、 3個のとき…その炭素原子は+の電荷を帯びる。電子が6つしかない。 +な炭分子をカルボカチオンという。 4個のとき…その炭素原子は−の電荷を帯びる。非共有電子対も持つ。 −な炭分子をカルボアニオンという。 |
ベンズアルデヒド benzaldehyde | アルデヒドの一種。![]() |
クロトンアルデヒド | ![]() |