名も無きやきもの

いつの頃からかやきものに興味を覚え、何も分からないなりに焼き物店の店頭を覘くようになった。我々のような素人は、これのどこが、どのように良いか説明せよと言われても答えられないが、とにかく良いものは良いのである。 ここに展示するのは私の感性に基づいて独断と偏見で選んだもので、決して皆さんの満足のゆくものではない。それと制作者が分からなかったり、分かっていてもほとんどが無名の人で、世間によく知られた著名な大作家はいない。価格的にも誰もが手の届くお手ごろ価格で、高価なものは一つもない。時代的にも現代のものが殆どで骨董的価値は期待できない。大方の皆さんの期待には沿いかねるが、暇つぶしにご覧いただければ光栄である。

番号 品名 制作者 摘要 年月
1 青瓷茶碗 小笠原長春 鍋島青磁 H21年1月
2 備前小壷(花器) 不詳 備前  21年1月
3 淡青手ぐい呑み 山根清玩  21年1月
4 氷裂紋湯呑み 有山禮石 薩摩  21年1月
5 湯呑み 不詳 信楽  21年1月
6 湯呑み 森圭介 京焼き  21年1月
7 青刷毛目茶碗 山根清玩  21年1月
8 抹茶碗 十三代高取八仙 高取 21年2月
9 布目薊湯呑 伊藤東彦 笠間 21年2月
10 奈良絵茶碗 大塩昭山 赤膚焼 21年2月
11 掛分茶碗 江口司 長崎三彩 21年2月
12 信楽四耳壷 不詳 信楽 21年2月
13 伊賀ぐい呑み 辻村史朗 伊賀 21年3月
14 萩筒茶碗 渋谷泥詩 21年3月
15 井戸形ぐい呑み 萩原啓蔵 薩摩 21年3月
16 常滑壷 不詳  常滑 21年3月
17 総辰砂茶碗 不詳 李朝 21年3月

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