メタスウィツァー石

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(産地 Reaphook Hill.,S.A., Australia)

マンガンを含む燐酸塩鉱物だそうだ。今まで見たことも聞いたことも無い鉱物。海外のサイトでは記述があるが、日本では名前だけが1,2見えるだけで詳細は全くわからない。茶色からこげ茶色の針状結晶が密生しているのがそれか。 標本のサイズ WXDXH 7.5x5x4センチ。

S氏より貴重な情報をいただいた。
マンガンの7水和燐酸塩にスウィツァー石があり、これは1967年スミソニアン博物館の学者 G・Sスウィツァーに因んで命名された。
この石は新しい露頭にだけ産出する水和物で、空気に触れると急激に分解反応がすすみ、メタスウィツァー石に変化する。
メタスウィツァー石は4水和物で、大気中で安定だそうです。

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