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5日目:11月22日 パムッカレからコンヤ、キャラバンサライ経由カッパドキアへ(泊)

 コンヤはパムッカレから430km東にあり、アナトリア地方の中心都市である。古くはヒッタイト(紀元前4000年)、アッシリア、ペルシャ、ローマ、セルジュクトルコ、オスマントルコまで多くの文明が登場する。

●インジェ・ミナーレ博物館:13世紀に建造されたモスク。現在はイスラーム関係の彫刻の博物館となっている。


コンヤのインジェ・ミナーレ博物館の双頭鷲の彫刻(13世紀)

●メブラーナ博物館:イスラーム神秘主義の一派メビレビー教団の創始者メブラーナの霊廟で13世紀末に造られた。現在は博物館として一般公開されている。

 アナトリア地方の中心都市コンヤのメブラーナ博物館
   ↑ キャラバンサライ、シルクロードの隊商宿

●キャラバンサライ:コンヤからカッパドキアに通ずる街道にはシルクロードの時代に隊商宿などの宿泊施設が各所にあった。




6日目:11月23日 カッパドキア見学後、カイセリから空路イスタンブールへ(泊)

 
カッパドキアはアナトリア高原の中央部に広がる大奇岩地帯。数億年前に起きたエルジェス山の噴火によって造られた溶岩が風雨で侵食されて奇岩となった。

 ↑ シラコバトと思われる。現地では普通種  ↑ ハト類の飛翔だが種名は不明
 ↑ カササギ、以前旅したウズベキスタン、韓国にも広く分布している   ↑ カッパドキア、石灰岩の洞窟を利用した洞窟ホテル

■カッパドキア ギョレメ野外博物館:最初は7世紀キリスト教徒がローマの残虐な迫害を逃れるために洞窟内に住居、教会、修道院等を造ってそこで生活をしたもので、ギョレメだけでも1000以上の教会があった。


■カッパドキア ゼルベの谷:奇妙な形をした谷、高い岸壁、円錐形の凝灰岩の風景が広がり、カッパドキアでも指折りの美しさと完璧な状態を誇っている。



7日目:11月24日 イスタンブール観光後、夜トルコ航空にて帰国(25日関空着)

●オルタキョイ:ヨーロッパ側新市街地区のボスポラス海峡に面するエリアでオープンカフェやレストランが軒を連ね、又優雅なオルタキョイ・ジャミィ(モスク)がある。


オルタキョイからボスポラス海峡を望む、左アジア、右ヨーロッパ

●アヤソフィア博物館:ギリシャ正教の大本山として君臨しながらも、後にイスラーム寺院に姿を変えたイスタンブールを象徴する建物。


アイアヤソフィア博物館

●トプカプ宮殿:オスマン朝(1453〜1856)の支配者の居城として400年もの間、政治や文化の中心であった。


トプカプ宮殿

●スルタン・アフメット・ジャミィ(ブルーモスク):スルタンアフメット1世の命で1616年に建設された。6本のミナレット、高さ43mの大ドーム、4つの副ドーム、30の小ドームからなるトルコのイスラム美術を最大限に表現している。


スルタン・アフメット・ジャミィ(ブルーモスク)

 ↑ ボスポラス海峡で飛ぶカモメその1、種類は不明  ↑ 同その2、種類は不明



ズグロガラスと思われる、モスクの先端に止まる。
  現地では普通種。

使用機材:
 EOS7D、レンズ SIGMA18-200mm F3.5-6.3DC OS    

■お願い
 種不明の鳥名を御存知の方はご教示お願いします。




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