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 2013年5月12日から3泊4日で日本野鳥の会京都支部の有志ら9人で山口県萩港の沖合い約50kmの絶海の孤島「見島」を訪れた。

日本海に位置する西から順に対馬、見島、舳倉島、飛島は毎年5月前半の渡りの時期に多くの野鳥が南方から渡ってきて野鳥観察のメッカとなっている。

*見島は渡り鳥の中継地として知られており、日本で確認されている野鳥550種のうち343種(亜種他含む)までもが見島で見られる。
 4月下旬には「バードウォッチングin見島」が見島観光協会主催で開催され、全国各地から野鳥や渡り鳥の珍しい種を求めてバードウォッチャーが訪れる。
 島全体がウォッチングポイントと言えるほど広い範囲で観察出きるのが魅力だが、とりわけ容易に観察できる場所としては、本村地区の八町八反、本村宇津間の旧道大峠付近、宇津地区の砂見田海岸付近、北灯台に向かう道中などがある。
(*ウィキペデア参照)

*写真説明後の括弧内数字は撮影時間を表示しています。
                      



5月12日(初日) 晴天
 萩港から高速船「おにようず」で14時10分見島本村港に到着。近くの八町八反の田んぼを探鳥。観察数 29種
     *船名「おにようず」とは長男の誕生を祝う見島伝統の凧の事です。見島案内図共(*萩海運HP参照)

「 見島牛」天然記念物、放牧場にて(16:47)

「ブッポウソウ」 北部山手地区にて(17:02)



5月13日(2日目) 晴天
 早朝八町八反を回る。朝食後観光協会の天賀さんの案内で歩いて島中部の宇津地区へ探鳥。観察数 34種

「アオアシシギ」(6:06)

「アオジ八町八反の北部の茂み(6:14)


「ムナグロ」(6:46)

「ハチクマ」のタカ柱(6:53)

「ダイサギ」 嘴の婚姻色が鮮やか(9:50)


「ミサゴ」の育雛光景 、岩場の断崖絶壁に巨大な巣(11:24)

「イソヒヨドリ」 宇津の港にて(13:29)

観察点からは100m位、 拡大するとヒナが見える(双眼鏡では2羽確認)



5月14日(3日目) 晴天
 早朝八町八反を回る。朝食後同じく天賀さんの案内で車で宇津まで行き、徒歩で北灯台を往復。
午後は八町八反で探鳥。観察数 39種

「ヒバリシギ」 畔の草影でチラチラ(6:44)

「アカガシラサギ」の飛翔、 突然飛び立った(6:52)

「タカブシギ」2羽、「ヒバリシギ」(7:05)

「マミジロ」♂(9:02)

「ハヤブサ」(9:21)

「コサメビタキ」(11:33)

「センダイムシクイ」(11:51)

「カルガモ」羽衣が濃いと感じた(13:45)

「ミサゴ」魚を運ぶ(15:08)

「ミサゴ」巣材を運ぶ(15:16)



5月15日(4日目) 晴天
 本日は最終日で探鳥は早朝のみで10時35分の高速船で帰途についた。観察数 24種、
4日間トータルで54種

「アマサギ」の群(6:00)

「アカガシラサギ」(6:42)


「クサシギ」(6:47)

高速船から宇津の岩場方向を望む、北灯台も画面に入る(11:01)


拡大すると「ミサゴ」の巣と餌を運ぶもう一羽がかすかに見えた

高速船から見島の全景を望む(11:12)




使用機材  EOS7D、EF100−400mm望遠レンズ   以上、山本毅也


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