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お一人で悩まずに中国ツボ鍼灸院にご相談ください。

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〒670-0012 姫路市本町227 ザクセンビル201

鍼と灸はなぜ良いのか

鍼について

  • 鍼治療は中国の伝統的な医療技術で、人間の体の気・血・水を調整して陰陽のバランスをとるというものである。鍼治療は、からだの特定の位置に鍼を打ち込む。こうして気の不健康な障害を取り除き、陰陽のバランスを整えます。
  • 鍼治療は、鍼で特定のツボに刺激をすることで、血液やリンパの流れが促進され、滞った人体の自浄作用、つまり病気やケガを治そうとする働きを高めます。細胞の活動が活発になり、新陳代謝を促し、同時に免疫力を向上させ、自分の持っている自然治癒力を引き出し、病気を改善します。
  • 鍼治療をすると、しびれ・だるい・重い等の感覚(得気(とっき))が現れる。それが経絡を通って患部に行くと、その部位の気・血・水が調整され、人体に正常な活動をする気を助け、悪い気を除くとされています。
  • 鍼を回したり、加熱したり、あるいは鍼に弱い電流や超音波、特定周波数の光を流すこともあります。
  • NIHの鍼に関する合意形成声明書 NIH Panel Issues Consensus Statement on Acupuncture,1997年11月5日
    NIHパネルによる鍼に関する合意声明の中には、鍼治療が手術後および化学療法による吐き気と嘔吐、悪阻、および手術後の歯痛に有効であるという明確な科学的根拠があることを確認し、科学的データは少ないながらも、痛みに関連した状態、薬物中毒、脳卒中後のリハビリテーション、頭痛、月経痛、テニス肘、線維性筋痛、腰痛、手根管症候群、喘息は有効である可能性があるとし、更にこれらに限定されるものではないと記されています。

お灸について

鍼は「気を動かす」、お灸は「血を動かす」と言われており、冷えのある方、慢性的な症状のある方、がんの方には特にお灸をお薦めしています。
お灸は以下のような特性がある。

  1. 白血球の数が増え、身体の働きが良くなる。
    →免疫力が向上し、病気が治るのを後押しする
  2. 温熱効果で直接的に冷えを解消する。
    →血管をひろげ、血液の巡りを良くし、各内臓・器官の
     働きを高める。
  3. もぐさ特有の薬効
    お灸の原料となるもぐさは、よもぎの葉の裏の細かい毛です。ここに含まれる成分には優れた薬効があります。

チネオールなどの精油成分

強力な殺菌作用があり、有害な殺菌やウイルスによって炎症や痛みが起こるのを防ぐ。
独特の芳香作用で、リラックス効果がある。


タール成分

抗酸化作用があり、活性酸素の害を抑える効果がある。
活性酸素…人が酸素と栄養分からエネルギーを取り出す過程において発生する。多すぎると、DNAを傷つけてがんを誘発し、脂質を酸化させて動脈硬化や脳卒中の原因になる。
ストレスや大気汚染、食品添加物も活性酸素を発生させる要因となる。


当院で使用しているお灸の種類

お灸は、肌を直接やく以外にも、いろいろな方法があります。
当院で主に使用するのは温灸と棒灸です。
どちらもホカホカと温かく、痛みがないのはもちろん、やけどの心配もありません。
症状や体質、治療の目的に応じて肌に直接すえる方法を提案することもありますが、決して強制はしませんのでご安心ください。


棒灸

中国ツボ鍼灸院,棒灸

棒灸専用の棒灸器があります。棒灸を載せた棒灸器を必要な部位に置き、火をつけます。とても暖かくて気持ち良いので、知らないうちに寝てしまいます。
通常の棒灸よりかなり施術の時間が長く、熱量が大きいので、特に冷えが重度の方、免疫力低下の方に適しています。


灸頭鍼

中国ツボ鍼灸院,灸頭鍼

灸頭鍼とは、鍼と灸の両方の効果を応用したもので、鍼の頭にもぐさをつけて燃やす、特殊な鍼の治療法です。
患部に刺した鍼ともぐさによって自然治癒力が活性化します。


生姜灸

中国ツボ鍼灸院,生姜灸

生姜を1pぐらい切って、もぐさをその生姜の上に乗せ。それからそのもぐさを乗せた生姜をツボに置き、火をつける。温熱作用があります。


当院で使用している鍼

当院には、日本の鍼や中国の鍼があります。
鍼の長さや太さは多種多様。髪の毛と同じくらい細いものから、太いものまで様々です。
その中から、患者さまの体質・病気・刺鍼の部分によって、使い分けをしていきます。
例えば、頑固な痛み、慢性的な病、体格がいい方には、ちょっと太い鍼。
顔に刺す場合やお子さんの場合は、細い鍼。
四肢には、ちょっと長い鍼。
背中などの背部、お顔などには短い鍼などです。


中国鍼

中国ツボ鍼灸院,中国鍼

鍼には得気(とっき)という独特な感覚があります。鍼をした時にズーンと重く響くような感じで、時に上下にひびきが流れていきます。この得気と痛みは分けて考えなくてはなりません。中国では得気がないと効果が少ないと考えられています。



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