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お盆には全国各地で様々な行事や風習がありますが、ここでは兵庫県吉川町でのお盆を簡単に紹介します。 |
![]() ご詠歌の本 |
![]() 花山院より麓を望む |
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お盆は元来
烏蘭婆拏は、本来は
推古天皇の時代606年におこなわれたのが最初とされ、江戸時代から陰暦7月13日〜16日
を盂蘭盆とするようになったそうです。
![]() お盆とは直接には関係ないかもしれませんが、町内各地区において数珠繰りという行事がまだ
かなり残っています。 |
大畑地区ではお盆が過ぎた17、18の両日に4組に分かれて行われています。 その前日の夜、堂籠(どうごもり) といって公民館等に集まり同じように数珠繰りをし、西国33番のご詠歌を上げたりします。 当地区では、今は一部なくなってしまいましたが、藁葺きで周りの囲いがなく、 舞台のようなお堂があり、そこで堂籠が行われていました。 |
関西では8月24日に地蔵盆が行われます。石地蔵さんにお供え物をし、灯籠、提灯などを飾ってお祀りする。
そして様々なイベントが行われます。関東方面にはそういった行事はないらしい(?)。
吉川町大畑地区には、三カ所に地蔵さんがあります。 | ||
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これらの地蔵さんは、子供の無事を祈って祀られ、24日はその前でお菓子や餅が撒かれます。 子供たちは(大人も)三カ所を順にまわって拾っていきます。 地蔵さんを祀ったり餅をついて撒いたりするのは当番制ではなく、昔から 毎年定まったお家の方がされています。なぜかはその家の方もよくわからないらしいが、何か謂れが あるはずだからと快くやってくださっております。 |
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餅撒きの様子(左) お菓子やおもちを
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