起源は中国の道教であるとされている。 日本に伝わって変化し、徹夜とつつしみの行事は残ったが三尸虫の伝承はなくなり、行事にともなう
会食・談笑のほうに重点が移っていった。
「庚申さま」の本体も青面金剛菩薩、阿弥陀仏、観世音菩薩、大日如来、地蔵菩薩、不動明王、 帝釈天、猿田彦、道祖神など様々である。これらの神仏は現世利益をもたらすとされており、道教の 天帝とは全くことなった、福の神の性格を持っている。 小学館百科事典より |
当地区(兵庫県吉川町大畑)の庚申講の
御本体は猿田彦らしいということですが、あまりはっきりとしていない様です。 |
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年が明けて初めての庚申(かのえさる)の日に行われます。 | |
最後に、残った餅、菓子を来ている人たちに撒きます。 徹夜等の行事はなく、餅撒きが当地区の庚申講のメインとなっています。 米所でもあるこの地方では、行事の時に餅がよく登場します。 |
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