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2012.11.23-24
奥河内 SEA TO SUMMIT

<1日目>
結局宿を確保できないまま当日。
昼前に現地でエントリーして会場を一回り。
色々ブースが出てたので、
散策マップを中心にかき集め、
とりあえずカヤックを組み立てることにしました。

SEA TO SUMMIT は、
カヤック(カヌー)・自転車・トレッキングを行う、
モンベル主宰のアウトドア版のトライアスロンみたいなイベント。

http://event.montbell.jp/common/system/user/infomation/disp.php?site_category_id=3&infomation_id=166

それぞれの準備が必要なので、
かなりの装備量になります。

カヤックは十数年前のフォールディング(組立式)で、
メーカーも既にモンベルに移管されて無いくらい古い。
ですが同じ型式が継続してモンベルから販売されているんで、
メンテナンスに不自由してないのがラッキーです。

で、
組み立てるのが2年前の同じ皆生大山の SEA TO SUMMIT 以来。
当然段取りが悪い。
しかも老朽化したパーツが一部破損、
スタッフさんに応急処置をしてとりあえず完成。
ゼッケン「107」をつけて所定の位置にセットしてきました。


13時からは開会式とシンポジウム。

辰野 勇さん(モンベルグループ代表)
畠山 重篤さん(NPO法人 森は海の恋人 理事長)
宮沢 和史さん(THE BOOM ボーカリスト)
によるパネルディスカッション:「海・里・森のつながりを考える」
では、
山と川と海の密接な繋がりなど、
興味深い話を聞くことが出来ました。

何よりイベントに「参加」されるという、
宮沢さんの、
「島唄」を間近できけたのは予想外でした。

最後にフォークシンガーであり、
日本で最初に皆生温泉で行われたトライアスロンの優勝者である、
高石 ともやさんが登場し、
はしだのりひことシューベルツ「風」を合唱し、
大会のブリーフィングを行い終了。

閉門までの時間に自転車も準備。
自転車は11kmなので、
折畳で参加。
ゼッケンを着けてラックに吊るし準備完了。

暗くなる前に帰路につき、
意外と近い行程40数キロを自動車で帰宅。
明日はカヤック8時スタート、
早めに就寝。

<2日目>
朝、
5時半起床。
登山の装備を車に積み、
6時出発。
途中コンビニで朝飯と水を補給して、
7時半過ぎに会場着。

着替えて準備をしているうちに、
開会式が終わってしまい、
8時になり、
グループ参加の方からスタートし始めた。

シングル(ソロ)参加は一番最後なんで、
出艇する方々を見送る。

順番が来たのが8時半。
ようやくスタート。
磁気カードをリーダーにスリットして開始。
乗り込んで漕ぎ出す。

湖は海と違い静水、
波がないので、
落ち着いて漕げばひっくり返る事はない。

追い越されても気にせず、
写真を撮りながら前進。

子供を乗せている方、
犬を乗せている方、
初心者を紐で引いてる方、
色々な方がいて楽しい。

ダムの際まで来てブイを回り引き返す。
このときゼッケン番号を言ってチェック。
往復3.5kmでしたが結構な運動量、
気取って重い木のパドルにしたのも原因ですね。

長靴の中に水を入れないように着岸、
疲れた腕で艇を引きずり揚げ、
靴と服をかえてヘルメットをかぶって自転車に乗る。
10時前、
本部のテントでカードをスリットしてスタート。

岸から道路までの道が悪く、
しかも急勾配、
必死で登ってダムの外周道路へ。

交通量の少ない快適な2車線道路、
1周5.5kmの計11kmで楽勝!
と思ったら、
途中から狭くなり、
おまけに苔が浮いて落ち葉もたくさん。
恐々カーブを曲がってると、
何台かロードの方に抜かれました。

25km/h巡航でダム湖を2周して戻る。
やはり本部前の悪路に苦戦。
カードをスリットして自転車をラックに掛ける。

次は山。
ヘルメットを脱いで帽子を被り、
手ぬぐいを頭に巻き、
厚手の靴下をもう一枚、
ハイカットの登山靴にはきかえ、
アミノバリューを1本飲み、
もう1本を道中の補給用にもらって出発。

会場を横切り登山口で、
トイレを済ませ10時40分出発。
ダイアモンドトレイルを4.0km岩湧山の頂上まで進む。
最初は木の根道で段差も大きく難儀。

半分を過ぎた辺りで幾分楽になり、
丸太に座って小休止。
持参したチョコバーをかじって水を飲む。

この辺りで自転車のメットに、
スーパーサイヤ人を乗せて歩いている方と遭遇。
そういえばカヤックの時も被ってた。

黒く見える木々の間を黙々と歩くと、
いきなり目の前に金色の丘が見える。
山頂付近は一面ススキで覆われてました。

これでゴールは近いと思ったら、
この丘の勾配がきつい。
階段を必死で登ったら、
12時前、
ようやくゴールの横断幕。


カードをスリットして無事完走。
大山の半分位の距離とナメてましたが、
結構な運動量です。

水とバナナをいただき一息。
大阪平野を一望できるすばらしい景色。
このコース、
なかなか良いです。

山頂のベンチでモンベルの辰野会長が、
お茶をたててる。
水がある限り誰でも良いとのことでしたので、
遠慮なく列に並び、
作法は知りませんが、
1杯美味しくいただきました。

何となくゴール地点よりも、
標高が高そうな所があったので、
見に行くとそこが山頂、
三角点もありました。

ゴール地点に戻ってバナナを食べてたら、
後ろから名前を呼ばれた。
???知人は誰も出てないはず・・・
と思ったら、
ブルベスタッフで馴染みのIさんがイベントとは関係なく、
自転車で大阪の自宅から自走+ハイクでやって来てました。
自分より絶対運動量は上やな。

という事で下山は御一緒に。
Iさんオススメの湧水を汲みつつ、
無事登山口まで帰還。
ここで自転車に乗って帰られるのをお見送り。

登山口にある売店でカップラーメンを買い、
会場へ。

完走証をもらって、
自転車・カヤックを車まで運搬。
これが疲れる!
腹が減ったので、
会場に出てるブースに行きケバブサンドで空腹を満たすと、
残すは閉会式とお楽しみの抽選会。

自転車関係はキャットアイとOGKカブトが協賛してて、
サイコン・ライト・ヘルメット・サングラスなどがありましたが、
どれも当らず。
(The BOOMの宮沢さんはサイコンを当ててました)

他にも工具セット・地元特産品など色々ありましたが、
今年はナシかな・・・と思ったら、
大山ハムの詰め合わせ、
いただきました。

最後の目玉にリジットカヤック1艇、
大山町の方が当てられましたが、
あれは持って帰られへん・・・
記念写真を皆で撮って無事終了。

・・・でもまだ片付けが残ってる。
さすがに疲れたので、
さっき汲んだ水を沸かし、
ラーメンとコーヒーを補給しつつ片付け。

晩秋のイベントなので早めのお開きのおかげで、
何とか早い時間に家に帰り着きました。

そうそう、
帰路の途中、
渋滞中隣の車を見ると、
スーパーサイヤ人を乗せたヘルメットを積んだ車を発見!
習志野ナンバーでした。
遠くからご苦労様です。

来年は久しぶりに皆生大山大会に参加するか!?

<続く?>

update 12.12.31

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