012-2 大山-2 2010.09.05
(皆生〜大山 SEA TO SUMMIT)
頂上直下の木道から裾野を望む
00
”SEA TO SUMMIT”
モンベル主催のこのイベントを知ったのは、
去年の第1回のチラシででした。
トライアスロンは、
ランとスイムに問題があるので出場する気が無いのですが、
これは、
カヤック(カヌー)〜バイク(自転車)〜ハイク(登山)の、
いわゆるアウトドア版トライアスロン。
一応すべて経験がある・・・事にしておきます。
なのでやる気がグングン出てきたのですが、
生憎会社の研修旅行と重なり断念。
しばらく忘れていたのですが、
何と今年も開催、
しかも島根・鳥取の2ヶ所!
島根の大会は、
ブルベ・社員研修旅行と重なったけど、
鳥取の大会は行ける!
という事で、
後先考えずにエントリーしてしまいました。
(確か6月くらいやったと思います)
お盆過ぎ、
忘れたころに参加要項が到着。
必要装備などのチェック。
カヤックは長い事乗ってないので、
リハビリが必要やな。
で、
1週前に木津川を下ってみました。
船体布に損傷が大きいので、
慌ててリペア(補修)し、
何とか間に合わせました。
しかし、
3種類の準備を一度にした経験は無く、
とにかく現地で整理すればエエか、
とまあ無責任に車に詰め込みました。
01
土曜日。
この日はエントリーとシンポジウム参加のみやけど、
14時までに受け付けを済ませないと失格。
ポンコツの軽自動車でのんびり高速を走るつもりなので、
余裕を持って出発するも、
大阪市内での事故渋滞に翻弄されました。
中国自動車道に入ってからは、
のんびり制限時速で走り、
100kmくらいで休憩。
最後の蒜山SAで、
ジャージーソフトを食べたら、
ようやく鳥取県!
米子ICを降りれば、
10分ほどで会場到着。
まず受付へ行って名前を告げ、
エントリーナンバーの入った袋をもらいます。
番号は113番、
中にはゼッケンが数枚と、
通過チェック用のカードとホルダー、
参加記念品がたくさん!
・記念Tシャツ(モンベル)
・キャメルの断熱ボトル
・ロブテックス(工具メーカー)のリストバンド
・ガーミンのネックストラップ
・圧縮酸素スプレー
・ヘルシースイーツバー(携帯食)
・大会ロゴ入りどら焼き
とまあこんなに入ってました。
02
大会前日にする事は、
カヤックと自転車を所定の位置にセットし、
環境シンポジウムに出席するのみ。
と言っても準備は簡単ではない。
まず自転車。
ホイールをセットして、
ハンドルバーにゼッケンをタイラップで固定、
サイクルスタンドが並ぶ所へ引掛けて完了。
次はカヤック。
これが大変。
アルミフレームを組み立てた後に、
シートをセットし、
船体布をかぶせてテンションを掛けて成形、
安定用の空気を入れて完成!
やけどこれだけで40分、
軽く熱射病の症状が出たので、
車の陰で休憩。
カヤック本体と、
PFD(ライフジャケット)にゼッケンを固定、
所定の位置に運んで完了。
この時スタッフの方にゼッケンの100の位が、
チームの構成人数という事を教えてもらった。
自分はソロなので「1」、
以降2・3・4・5人までグループ参加できる。
グループは、
全部を皆で行くのも良いし、
エリア別にリレーしても良い。
1人が完走を目指し、
他のメンバーがエリアごとに伴走するも良し。
これも楽しそうやな。
ちなみに今回の装備はこんな感じ。
【カヤック】
ファルホーク・ボイジャー450T
4ピースウッドパドル(ファルホーク製)
タンデムデッキカバー
PFDは・・・昔のなんでブランド名を忘れた
モンベル製ホイッスル
モンベル製ビルジスポンジ
ベルクロのサンダル(グァム島で買った無名のん)
ドライ素地Tシャツ
7分丈のパンツ(マウンテンイクイップメント)+トランクス
【自転車】
丸石エンペラーツーリングマスター’09
(タイヤはシュワルべ・マラソン650x35A)
フレームバッグ(ジャックウルフスキン)
サドルバッグL(オルトリーブ)
キャメル断熱ボトル
キャメルバッグウエストバッグ仕様(1.5L?)
シャツはアサヒの背面メッシュのサイクルシャツに着替え
下半身はそのまま(当然パッド無し)
モンベルのトレッキングシューズ
山用靴下
手拭い(頭+首の2枚)
ヘルメット
保冷マフラー
サイクルグローブ
行動食(干し梅・ドライマンゴ・ウイダーイン)
サングラス
【ハイク】
服装は自転車と同じ
(Tシャツの着替えは必要でした)
手袋を指切りの滑り止め手袋(百均)
帽子
ヘッドライト
※カヤックと自転車はスタート地点が同じ
※ハイクのスタート地点まで荷物を運んでくれるが、
帰りには持って帰ってくれない(と思う)ので、
今回は登山靴の使用を見送った。
03
セットが終わったら、
会場を皆生温泉の公園に移して、
環境シンポジウム。
鳥取県知事やら、
皆生温泉の組合長(やったと思う)、
などなど来賓のあいさつを終え、
シンポジウム開始。
モンベルの辰野勇会長のあいさつで始まり、
内田正洋氏(海洋緑化協会キャプテン)
天野礼子氏(アウトドアライター)
小原工氏(スポーツ観光マイスター)
の4名で環境について色々な話をされました。
海と山を川がつなぎ、
海の恵みで山をよみがえらせ、
山の恵みで海をよみがえらせる。
加速度的に破壊される自然について、
考えさせられる内容でした。
04
夕刻にシンポジウムは終了。
解散となりましたが、
そのまま公園を抜けて海まで。
この沖を明日はカヤックで通ります。
東を見ると遠くにいくつもの風車。
先月走った国道9号線沿いに見えていた風車やなぁ・・・
1か月前がずいぶん昔に感じます。
公園に戻り、
今年出来たという足湯につかり一服。
人が多く割と小さな足湯でしたので、
ホドホドに退散。
車に戻って宿に向かいます。
05
土曜の夕方、
米子市街の国道9号線は交通量が多く怖かった!
帰りのガソリンも補給して、
日没までに何とか米子市内のビジネスホテル投宿。
シャワーを浴びて着替えたら、
とりあえずプシュッと1本。
気が抜けてウトウトしてしまい、
少し眠っていたようです。
フロントで自転車を借り、
米子の商店街の方へ向かいます。
晩御飯は調べていた店の、
「さんぽう」へ。
鳥料理が有名な店で、
とりあえず唐揚げ定食を注文。
骨付き2個と手羽先1個、
あとは野菜が結構たくさんあって、
ツミレ入りのスープも美味でした。
ご飯を注文しすぎて、
残ったのでおにぎりにして持ち帰りました。
ここはドライカレーが有名みたいなので、
次に来たとき(さんいん1300!?)は、
迷わず頼む事にしよう。
06
腹が一杯になったら散策モード。
幾つかある商店街をうろついているうちに、
一昨年のさんいん1300のときに、
寄り道したソフトクリームの看板を発見。
お腹がいっぱいなので先ずはポタリング。
8時過ぎなのに商店街は真っ暗。
駅前まで行って引き返します。
すでに商店街の中は真っ暗なんですが、
良く見ると画廊や美術商が多い。
最後に迷い込んだ所は、
建物もレトロな感じでとても良い。
昼間にまた訪れたくなりました。
(って次のさんいん1300か?)
さて、
先ほどのソフトの店に戻り、
メニューとニラメッコして、
イヨカンのジェラートに決定。
店の裏窓にインターホンがあるので、
それで呼び出して注文。
ダブルとは予想外。
満腹ながら完食。
もう何も入らない状態で、
コンビニで明日の朝ごはんを買い、
ホテルに戻って1本プシュッとやって就寝。
準備は大丈夫か?
何とかなる!
と自分に言い聞かせて眠りにつきました。
07
翌朝。
イベント当日です。
集合が6時半なので、
5時半に準備を済ませてホテルをチェックアウト。
途中のコンビニで氷とバナナを購入。
ボトルとキャメルバッグに氷を詰めます。
現地到着。
自転車にボトルとキャメルバッグ・靴をセットし、
バナナをフレームバッグに入れます。
カヌーに水のペットボトルを積んで、
準備完了。
サンダルを履き、
PFD(ライフジャケット)を身につけて、
スタンバイしていると、
招待選手の片山右京氏到着。
小柄ですが筋肉がバランスよくついてます。
7時、
開会式。
モンベルの辰野会長と、
日吉津村の村長があいさつ、
右京さんが選手宣誓をして開始!
08
第1ステージ【カヤック】
人数の多いグループから、
15秒置きにスタートしますので、
ソロはかなり後。
グループに1枚チェック用の磁気カードをもらっているので、
それをリーダーに通してスタートチェック。
2人グループの後に、
600番台の韓国の選手がスタートし、
ようやくソロのスタート。
13番目に名前を呼ばれ、
カードを通してカヤックに乗り込みます。
日野川河口からまず海に出て、
少し沖を海岸に沿って皆生温泉まで進み、
そこでUターンして河口に戻り、
川の中州を一周して戻る6kmのコースです。
河口を出る所でいきなり波が高い。
ここには内田正洋氏がガイドについてました。
この方はシーカヤックの第一人者、
本も1冊持ってます。
「波が高いので、波に垂直に少し沖まで進んだ方が良い」
と教えていただいたので、
垂直に波を切って進みます。
頃合いを見て西に向きを変えると、
横から波を受け揺られながらの前進。
2人艇の後部にポジションを取っているので、
前が浮き左右に振られてロスが生じ、
スピードが出ません。
まあ、
このポジションが好きでやっているので、
気にせず進む事にします。
ソロの後続にどんどん追い越され、
最後には招待選手の右京さんと、
小原工さん夫妻にも抜かれ、
途中で追い越したのは女性2人組のみ。
後ろから数人目というところか・・・
時間配分に問題はないので、
のんびり行く事にしました。
河口の波にビビリながら、
日野川を少しさかのぼり、
ようやくスタート地点に戻れました。
カードをリーダーに通して、
通過タイムは53分42秒。
09
第2ステージ【自転車】
カヤックを陸に揚げ、
PFDを脱ぎます。
自転車のもとに行き、
靴を履き替えシャツを着替えます。
シャツにはゼッケンが付けてあり、
これが無いと自転車・ハイクは失格になります。
バッグの中からバナナを取り出し補給。
脱いだシャツ・帽子・草履はカヤックに放り込んで、
出発!
かなり陽が昇り暑くなってきました。
最初は海沿いに進み東へ。
途中コースアウトしたのをスタッフさんに教えていただき復帰。
淀江で国道9号線を渡って山沿いへ。
里山ののどかな風景の中を、
気持ち良く走ります。
大山へ向かう前に、
一旦軽く峠越え。
これが結構キツイ。
しかもかなり後なので、
誰もいないのが少し寂しい。
ノロノロとペダルを回してピークに到着。
スタッフさんが頭から冷たい水を掛けてくれました。
しかも3杯!
これでスッキリしました。
ここからコース唯一の下り。
せっかくなので高度をキープしたかった・・・
下った所で2台がトラブル。
1台はチェーン、
1台はクランクが外れている。
スタッフカーが近くにいたのでお任せして前進。
10
12〜3kmほど走って、
ようやく大山への1本道に到着。
ここからは登りっぱなし。
田畑の中を最初は緩い勾配でボチボチ登り始めます。
周りに木が増えて、
緑が迫ってくるとそろそろキツイ。
昼の太陽に頭もややボーっとしてきました。
ボトルの水を掛けて何とか前進。
まあ全体のペースも落ちているので、
何台か追いつき始めます。
あと7km程の地点で、
エイドステーションの、
大山総合文化スポーツセンター到着。
かなり暑さにやられてました・・・
ステーションでもまず頭に水3杯、
そしてコーラをコップに2杯。
日影に座り込んで休憩。
周りには5・6台止まってました。
チーム参加の場合はここで交代可能なんで、
もう走り終わった人や、
後続を待つ人もいて活気づいてはいました。
何とか落ち着いたので、
気を取り直して出発。
11
ここから先は、
木々の中をひたすら登ります。
木陰で暑さはマシになりますが、
長い直線の登り坂は、
精神的に効きます。
しかも、
「標高400m」「標高500m」・・・と、
標識が順番に現れるのがもどかしい。
目指すチェックポイントは743m、
なかなか近づかない。
途中もう一カ所、
水浴びポイントがあり、
頭に3杯掛けてもらいリフレッシュ。
やや復活して、
2・3台追い越しました。
しかし延々続く登り坂に、
嫌気がさし、
あと2kmくらいのところでいったん休憩。
追い越した方に再度追い越されました。
ここから最後の登り、
チェックポイントが見えてもスピードは出ません。
フラフラでカードチェック。
2時間13分4秒、
何とか博労座(ばくろうざ)に到着。
自転車をラックに掛け、
へたり込んでしまいました。
12
第3ステージ【登山】
時刻は10時半くらいやったと思います。
自転車の足切時刻は12時なので、
まだ少し時間が残ってます。
30分ほど休憩する事にしました。
エイドステーションのコーラを2杯飲み、
ヘルメット・グローブを脱ぎ、
手拭い・手袋・ヘッドライト・防寒着を装備。
服は着替えません。
ゼッケンを付け替えるのが面倒だと思ったのですが、
汗だくなので着替えるべきでした・・・
ホドホドに休憩をとり、
ボトルに水を補給して出発。
装備はすべてウエストバッグに詰め込み、
入らなかったボトルだけを手に持ってスタート。
博労座の旅館が並ぶ通りを抜け、
登山口の手前で石を1つもらいます。
「一木一石運動」
崩落している大山の北壁を守るために、
登山時に昔は木を1本、
今は石を1個持って上がり、
頂上へ持って行って保護しようという運動です。
イベント全体でこの運動に協力するために、
参加者は全員石を1個持って行くのです。
バッグが一杯なので、
ポケットに石を放り込み、
夏山登山口から登り始めます。
13
大山は6合目あたりまで、
ブナを中心とした林の中を登っていきます。
段差の大きい岩と木階段が続く登山道に、
しょっぱなから息があがり、
少し登っては休みを繰り返して、
少しずつ進んで行きました。
3合目あたりから、
ゴールして折り返して戻ってくる方と、
すれ違い始め、
何人目かに、
一人で下山する片山右京さんと会いました。
『早いですね!』
「まだ、<もう少しですよ>って言えませんが、頑張って!」
と少し話して下りていかれました。
ここからは続々と下山組と出会います。
自分がどんだけ遅いねん!?
と凹みかけましたが、
十分制限時間内で進んでます。
他は気にせずマイペースマイペース。
14
5合目に近づいた頃、
すれ違う参加者の方に、
5合目の補給用の水が無くなったらしい、
と教えていただきました。
後続グループやとこんな目に遭うのか・・・
と、
5合目につくと少しだけ残ってました。
でも、
後ろにはまだ登ってくる方がいると思うので、
一口分いただいて前進。
5.5合目のスタッフさんも、
少し持っていたのでまた一口分。
8リットル担いで登っていただいただけでも、
感謝しなくちゃです。
ゆっくりゆっくり6合目到着。
ここにはトイレと休憩ベンチがあるので小休止。
氷入りの水を少し分けていただきました。
キャメルバッグに少しは残っていると思うので、
ボトル半分くらい補給して出発。
この辺りから下りてくる方が多く、
すれ違いに時間がかかりました。
まあ、
待っている間休憩できるので、
どんどん道を譲ってましたけどね。
15
7合目に近づくと、
低木が増えて景色が開けます。
やや雲がかかっていますが、
さすが単独峰の大山、
広い裾野がキレイに見えます。
ようやくチーム参加の方々に追いついてきました。
中でも、
岡山から来た3人組、
話掛けると何か盛り上がって、
終盤楽しく歩く事ができました。
この辺りでモンベルの辰野会長と遭遇、
すれ違う方々から、
「頑張って!」
と声を掛けていただくのはありがたいです。
8合目を過ぎ、
木道が見えたら勾配は急に緩くなり、
あとは頂上へのウイニングロード!
ゆっくり歩いて13時半ごろ、
無事ゴール!!
16
ゴールの横断幕をくぐり、
カードチェック。
2時間53分13秒、
トータル5時間59分59秒!
ギリギリの5時間台でした。
ゴールしてすぐ、
地元のテレビのインタビューを受け、
その後、
カメラを持った兄ちゃんに、
取材を受けました。
(はっきり覚えてないんですが・・・)
この兄ちゃん、
サイクルスポーツの記者で、
記事は載せるかも知れないとの事。
・・・でもここに自転車無いやん。
しばしこの兄ちゃんと話をして休憩しつつ、
補給食でエネルギー補給。
ゴールは山頂やけど、
山を降りないと帰れない・・・
実質倍の距離を移動しないとアカンねんな。
登山口でトークショウと表彰式があるので、
取材をするために兄ちゃんは先に出発。
岡山3人組も無事ゴールしたようや。
17
山頂は晴れていたので、
防寒着も必要無く、
心地よい風がこれまでの苦労を、
少しの間忘れさせてくれました。
しかしそろそろ下らないと、
時間があるようで無い・・・
日没までに自転車で山を降りて、
カヌーを片付けないとアキマセン!
という事で下山開始。
山頂付近の木道をゆっくり戻り始めます。
帰りは心に余裕があるので、
周りの景色を楽しみ、
写真を撮りつつ歩けました。
薄く雲が掛ってましたが、
遠く日本海まで見渡せて、
しばし見とれてました。
大きな段差を下るので、
やはり徐々に脚にキました。
往復の体力を温存しないとアカンので、
無理せず進みます。
18
途中年配の2人組のハイカーと話をすると、
去年剱岳に登られたそうで、
その時に絵馬を山頂に残してきたとの事。
先日登った時に無かったのでは?
おそらく雪と風に流されたのかもしれん。
のんびりペースでもそこそこ進むので、
岡山3人組に追いつき、
しばらく雑談をしながら一緒に下りました。
去年も参加したそうで、
年齢は一回りほど下。
男性2名女性1名で、
女性の方がやや疲れて遅れがちでした。
楽しい話でキツイ段差の下りも、
少しは気が紛れました。
6合目小屋前で小休止。
エネルギー切れ気味でしたので、
取っておきのウイダーインを投入。
これで登山口までは大丈夫やろう。
と、
良く見るとサイスポの兄ちゃんが休んでた。
『取材、間に合わんで!』
と言ったら、
「これ以上早く下れません・・・」
かなり疲れている様子でした。
たしかにスニーカーっぽい靴を履いていたので、
歩きにくかったやろうな。
19
兄ちゃんを置き去りにして出発。
林の中に入ると、
あとは機械的に下るのみ。
ただ距離が思ったより長く、
登山口まで中々戻れませんでした。
岡山3人組とも途中で千切れて、
一人黙々と歩き、
ようやく登山口到着。
トークセッションの途中に戻ってきたようです。
辰野会長と右京さんと米子市長(と思います)が、
ステージで話してました。
とりあえずエイドステーションへ行って、
コーラをいただき、
自転車のそばで座り込んで休憩。
落ち着いたところでセッションは終わり、
表彰式の前に予定変更で記念写真撮影。
何とか岡山3人組も到着。
去年は写真撮影に間に合わなかったらしく、
写真に写るのを目標にしていたそうです。
20
あとはお楽しみの表彰式と抽選会。
完走者には抽選で豪華賞品が当たる!
・モンベルのゴアテックスレインウエア
・ガーミンのナビ
・リジットカヤック
・KONAのクロスバイク
・カヤック用電動キャリア
・マッサージチェア(地元企業)
・大山ハム・地ビール詰め合わせ
・地元特産品詰め合わせ
などなど
帰る時刻が気になるが、
これは待つしかない。
緊張してゼッケン番号の発表を待つ・・・
岡山3人組が、
地元特産品ゲット!
5万円相当ってスゴイ!!
どんどん発表されていきますが、
まだ呼ばれません。
そろそろ高額商品か!
と思ったら、
ゼッケン113番、
当選です。
右京さんからOGKカブトのヘルメット
(モストロ・黄色・S/Mサイズ)
を受け取りました。
高価なものですが、
自走で帰るのにヘルメットが2つ・・・
笑うしかないです。
21
無事?
抽選会もおわり、
イベントは終了!
と言いたいトコロですが、
車とカヤックがある日野川河口まで戻らないとアキマセン。
ヘルメットをサドルバッグにガムテープで固定、
一気にふもとまで来た道を下りますが、
後で考えたら直接米子に降りる道がありました・・・
すぐに気付きましたが、
登るのはメンドクサイのでそのまま進みました。
下りは危ないので気をつけないと・・・
と思っていたら前をバスが走り、
程良く減速してくれましたので、
何事も無く進む事が出来、
途中開けたところで一休み、
のどかで良い景色です。
一気に下りきると大山口駅。
さらに進んで国道9号線。
さんいん1300の時とは反対方向に進み、
米子を目指しました。
暗くなる前に何とか到着。
何組か撤収してました。
早く出発しないと家に着く時間がどんどん遅くなります。
自転車を分解、
カヤックを分解、
そして着替えると周りは暗くなり、
残っていたスタッフさんに挨拶をして、
19時ごろ会場を後にしました。
あとは高速のパーキングで慌ただしく晩飯を食べ、
お土産を買って、
ノロノロ運転で帰路につき、
日が変わる前に何とか帰る事が出来ました。
おしまい
■
update 2010.10.02