out-door
 MTB 

09.07.25 琵琶湖一周ロングライド '09
滋賀県

携帯紛失のため写真がないです。

00
前日会社から自走で帰宅、
日付は変わり0時過ぎに到着。
大急ぎで準備し、
一息ついて就寝。
で、
25日朝。
時間通りに起床!
・・・のはずがすでに乗るはずの電車の時刻が過ぎている!?
一瞬訳が分からなくなったけど、
我に返りとりあえずエネルギーゼリーを口に入れ、
着替えて親父に駅まで送ってもらう。
携帯で着時刻を検索して、
主催のリキューさんにメール。

朝は王寺から京都への直通があるので、
最寄りの駅から宇治までそのまま移動して、
快速に乗り換える。
これが超満員で、
輪行バッグがかさばり大ヒンシュクでした・・・

01
そうこうしているうちに9時、
ようやくJR大津駅到着。
焦る必要もないのでゆっくり組み立て、
トイレを済ませてコンビニで氷と水を補給して、
おにぎりと野菜ジュースの朝食中に、
リキューさんから連絡、
参加者全員を見送った後、
駅に手荷物を預けて出発するところとの事。
嬉しい誤算、
一緒に走る事にしました。

リキューさんは小径のフォールディングバイク。
(ダホンのハンマーヘッドでしたっけ)
イベント取材を兼ねてモニター用にレンタルされたそうです。
小さいが速そうな感じがします。

9時半頃スタート。
レンタルバイクなのでノーマル装備のリキューさんは、
サイクルコンピューターも未装着、
ペースが分からないので自分が前を行くことに。
堅田までは時間も遅いので渋滞の中を進む。

途中後ろからリキューさんの叫び声、
着脱式のペダルが1つ走っている最中に外れて、
畑に落っこちてました。
下りでなくて良かったと、
ホッとして再出発。

02
琵琶湖大橋を越えると車の通行量は減り、
走りやすくなってきたが、
横に見える比良山脈に怪しい雲がかかっている。
「鯖街道は雨やね・・・」
と人の心配をしていると比良駅に差し掛かったところで雨。
一旦ガード下で体制を整えスタート。
雨が降るのは初めから分かってたので、
リキューさんは何とサンダル。
気温も高いので当然雨具は無し。
靴にスパッツを掛けるか迷ったけど、
付け無いことにした。

JR比良駅を過ぎたところ、
「駅長さん」という、
おはぎの店がある。
過去2回留守・仕込み前という憂き目にあった店。
今日は開いている!
迷うことなく止まり、
おはぎを1つずつ食べる。
3年目にして口にするおはぎは、
中がヨモギ餅で何とも上品!
リキューさんはおかわり、
2個目はきな粉餅で出してくれました。

なぜ駅長さん?
この問いには店のオバちゃん、
「話せば長くなるので、
あと3回くらいは来てもらわんと!」
と何やら気になる発言。
再訪を決意して先に進むことにした。

03
ルートは比良〜小松間で、
国道を避けJRの高架下を進む。
雨ながらも快適に進み、
ついでに小松の集落を抜ける。
湖岸も近く、
佃煮加工場があちこちにあり、
何とも静かでいい景色を楽しむことが出来ます。

国道に復帰して速度を上げようと思ったが、
ここにも気になる店。
白髭神社の少し南、
白髭食堂という食堂がある。
時間は11時半、
丁度いい(何が?)のでここで昼飯。
雨で濡れたウエアは恐縮モノでしたが、
快く座らせていただきました。

ここの名物はトン汁とおでん。
リキューさんがおでん2品とトン汁中飯、
自分はトン汁ラーメンを注文。
待つ間にヤカンのお茶を遠慮なく飲みます。

体を動かし汗をかいた後のトン汁の塩分は、
ちょうどイイ!
おまけに温かいのが今日の天気に持ってこいです。
時間通りに7時半スタートやと、
ここを通る時刻では開いてないはずなんで、
遅れて正解?でした。

04
近江高島でそのまま旧道へ行き、
安曇川で寄り道するか、
ルート通りに進むか思案したけど、
遅刻しているのでここはルート通りに。
良く考えたら初めて「ルート通り」に行きます。

高島の温泉を過ぎるとやはり道は広くまっすぐ。
雨は相変わらず降ってますが快適、
でも何もなく意外な事に琵琶湖が見えない。
のんびり飛ばしすぎず遅すぎずペダルを漕ぐ。

「こんなに湖岸道路は長かったっけ・・・」
と思い始めた頃にようやく風車が見え、
PC1新旭道の駅の風車村に到着。

だれもいないかな?
と思っていると1名の参加者。
聞くと先行している方の方が少なそう。
山中(Aコースは朽木経由)の雨に皆手こずっているようです。

とりあえずチェック用レシートを入手するために、
ソフトクリームを購入。
小ぶりながら濃厚で美味なソフトです。
食べていると続々とAコースの方がやってきました。
AQUAforceさんも到着。

このころ雨の降りが一層激しくなってきました。
そう、
雨の女王様とmmstさんのMMコンビが到着です。
今日は力を発揮してますねぇ・・・

05
次の寄り道ポイントは今津、
MMコンビも一緒に走る事になり出発。
雨が小降りになった湖岸を進みます。
と、
1台の車が追い越しざまに水を撥ねていきました。

これが女王様にかかり逆鱗に触れます。
「こら〜!雷落としたろか!!」
行ったとたん・・・ゴロゴロッ!!!
周りにいた全員その力に凍りつきました。
女王様、
新たな力の覚醒の瞬間です。

今津の市街に入ると旧道を進みます。
この辺り、
地下水で融雪を行うのですが、
鉄分を多く含んでいるので錆が出て、
道路を茶色く染めています。

旧道は古い家屋が軒を連ね、
ウナギ・佃煮などのいい匂いがします。
その旧市街の外れ、
ひっそりたたずむ松田餅店に到着。
目当ての大福は3個しかなかったので、
分けていただきました。
ここの大福も甘すぎず美味!

お店のお母さん、
麦茶まで出していただき、
とっても落ち着きました。

06
そのまま4人で旧道を進み、
マキノまでのんびり走ります。
今日は雨装備でバッグが少ないので、
造り酒屋での日本酒「竹生島」購入はパス。

そのまま海津大崎へ向かい、
奥琵琶湖の湖岸をクルーズします。
静かで快適な道を進みます。

しかし、
この4人でのクルーズ、
ペースが上がっていて、
(といってもロードバイクでは普通)
西浅井の永原駅付近で疲れました。

国道303号のトンネルまでの登りで遅れ、
塩津で追いついてコンビニで休憩。
MMコンビはさすがブルベの超ベテラン、
普通に流していても速い。

以降先頭はmmstさんにお願いして、
後ろを走らせていただきました。

旧道を進み賤ケ岳を越え、
(雨のため旧道トンネルのわき水は手を洗う程度でした)
一旦琵琶湖と別れて、
高月町の意外と長い直線路を過ぎ、
トンネルを抜けるとようやく、
PC2湖北水鳥ステーションに到着しました。

07
この辺りからどうもお腹の具合が気になり始め、
PC2も到着早々トイレに駆け込みました。
雨が納まり、
濡れたウエアが渇くときに冷えたのかも知れません。

PCは基本レシートチェックなのですが、
ここには差し入れを用意して、
待っておられるスタッフの方がいました。
話すと先日の400kmブルベにも参加されていたとの事です。

参加者のリストを見せていただくと、
半分くらいの方がリタイヤしてます。
先行しているのはアイアン奈良マンさんたちのチームまたさか。
ここで最後尾の2人が到着。
残っているのは、
やはりトライアスリートとブルベライダーが多い。
雨でも走るとなるとやはりそうかも知れない。

疲れとお腹の具合から、
あまり食欲がなかったのですが、
とにかく補給。
差し入れのバナナを1本いただいた後、
売店で牛釜飯購入。
タイムサービスで300円引きはラッキーです。

リキューさんに煮卵を1個いただき、
釜飯に箸を付けましたが半分しか食べれませんでした。
補給不足と思いバナナをもう半分だけ食べて出発。
ここからは6人体制です。

08
湖北へたどり着くのに時間がかかったので、
(遅刻した影響もあるのですが)
ここからはコースを普通に進む事に。
寄り道ポイントの多い長浜を通過するのは残念やけど、
仕方ないか・・・

快調に走っていたんですが、
長浜市街を抜けたところでまた腹痛。
やむを得ず集団から離脱する事にして、
道の駅近江母の郷でトイレ休憩。
やはり冷えているようです・・・

そこで、
腹に手ぬぐいを入れ冷え軽減対策。
何とか走れそうです。

米原市を過ぎ、
彦根市に突入。
最初に見えたコンビニをパスしようと通過したら・・・
リキューさんがいた。
なぜか一人。
手を振って挨拶をしながら通過。

寝不足と言っていたのでここでリタイヤかも知れん・・・
話せばよかったかと思いつつも先に進む。
彦根市街は渋滞するので、
湖岸の水泳場沿いにゆっくり走る。

ガードマンが立って自動車の進入を規制しているおかげで、
とても走りやすかった。
でも気が付くと港に迷い込み行き止まり・・・
渋滞する湖岸道路に戻る羽目になった。

09
彦根市街を過ぎると、
旧道を選んでのんびり走ります。
時々写真を撮りつつ、
気が付くと近江八幡のPC3に着いてました。

時間はたぶん18時前くらい、
そろそろ暗くなってくるはず。
とりあえずトイレ、
チーズケーキ一切れとエネルギーゼリー、
コーラを一口飲んでいると・・・
なんとリキューさん到着!

彦根で通過した時は、
眠くて離脱し、
仮眠を取っていたようで、
その後急用を彦根で済ませてから復帰されたとの事。
まさか後ろを走っている方がいたとは・・・

リキューさんも補給、
どら焼きとアイス最中を食べしばし休憩。
八幡の旧道を走る余裕はないので、
一路ゴールを目指して走る事に。

10
近江八幡〜野洲〜守山と進む。
以前チェックポイントやったコンビニが閉鎖してる。
何ともさみしい限り。
琵琶湖大橋東詰のコンビニでトイレ休憩。
最後の補給、
カップデザートを食べてコーラを飲む。
もうすっかり日が暮れてます。

ライト全灯で出発。
時間的に車の通行量が多く、
無理しない程度にペースを上げて進む。
湖東は半島の出入りが大きいので、
なかなか大津が近づかない。

大きな風車のシルエット、
草津の道の駅を過ぎると、
対岸の明かりが近づいてきます。
手に取れるくらいの距離に、
やってきたところでようやく近江大橋。

今年は通過して瀬田唐橋がゴール。
車の通行量が多くなるのに注意しつつ、
20時40分、
唐橋到着!
記念写真を撮ったら、
本当の一周完了のため大津駅を目指します。

11
途中最寄のコンビニでレシートチェックをするのですが、
さすがリキューさん、
唐橋の近くにはコンビニが無く、
いやでも大津に向って走らないとアカン様に考えていました。
ようやく近江大橋近くに発見してストップ。

今回はセルフチェックで、
コントロールカードと通過チェック用のレシートを、
配布された封筒に入れ、
最後のチェックで切手を購入して投かんすればOK。

自分は遅刻したので、
必要事項を記入していないので、
後日投かんさせていただくことにしたので、
ジュースを買ってレシートを貰った。

その時レジのおかあさん、
「切手のグループの方ですか?」
と聞いてきた。
やはり皆ここで切手を買って投かんして帰ったそうや。
80円切手が飛ぶように売れたはず。

「それを企画したの、この人ですわ」
とリキューさんを指差し、
レジでおかあさんと一緒に笑いつつ、
コンビニを後にしました。

12
で、
最後のスパート、
大津駅までの登りを走って大津駅到着。
21時30分くらいでした。

参加者の方が4名、
ちょうど輪行バッグに詰めてました。
お風呂〜洗たく〜食事を済ませて引き揚げるところで、
朽木でリタイヤ、
のんびり引き返してこられたそうです。

時間もないのでトイレで汗を拭き、
シャツを着替えて輪行の準備。
何とか22時前の快速に飛び乗り、
京都駅でリキューさんと別れました。

このまま翌日のプチブルベも走りたいが、
装備が濡れたので、
もう一度用意しなおさないと・・・
また寝不足黄色信号か!?


走行距離:180km
走行時間:11時間20分
平均時速:15.8km/h

update 08.08.29

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