034 吾妻山(西吾妻山) 2009.10.10
山頂とは思えない・・・山頂
00
夏山の時から友人okaと約束していた、
秋山登山に出かけてきました。
1000円高速利用で長距離運転を考慮して、
前日23時半滋賀県草津市のoka邸を出発。
oka夫妻、息子Jr.、娘お嬢と総勢5人。
今回からoka家は新車導入、
ハイブリッドミニバンなので快適な道中を過ごした。
運転を交代して仮眠、
5時過ぎに気が付くと西会津。
なぜかインターを出て停まっている。
okaに聞くとガソリンがなくなったときに入ったSAのスタンド、
工事中で給油できず、
いよいよ危なくなったので、
止む無く途中下車したとの事。
しかし西会津インター周辺のGS、
早くても7時オープンらしい。
登山開始時間が遅れるのは仕方ない、
近くのコンビニで朝昼の食料を購入し、
駐車場で仮眠して時間を潰した。
01
再度高速で東へ、
猪苗代磐梯高原ICから北上し、
山形県米沢市に入って白布温泉側の、
天元台ロープウェイ駐車場到着。
登山準備をしてさらに奥の新高湯温泉へ。
車を降りてoka嫁だけロープウェイ駐車場へ。
ロープウェイ山頂駅で合流する段取りで、
8時50分登山開始。
天元台までは落ち葉の積もる滑りやすい石の登山道。
気を付けてゆっくり高度を稼ぐと、
目の前が開けて天元台スキー場で出た。
ペンションやレストランが並ぶリゾート色溢れる空間や。
ここでoka嫁と合流、
さきにレストハウスでバッジを購入して出発。
まずはスキー場のゲレンデを登る。
ゲレンデ越しに米沢市街が見渡せて綺麗やった。
広大!な見晴らし
リフト3ルート分の登り、
足元は草が生えてるので足に優しい。
快調に進むが途中から曇が増え、
天気が悪くなってきた。
02
10時50分、
終点北望台(1,820m)でおにぎりを食べ雨具の用意、
今回はポンチョを着てみた。
ザックごと上から被り、
手を切れ込みから出すだけ。
足元に不安が残るが通気も良さそうなので良いかも。
ここからはリフト利用者が合流して人数が増える。
挨拶を交わしつつ進む。
11時30分かもしか展望台(1,930m)着。
雲のせいで眺望は良くない。
もう真っ白
稜線を越えて福島側の湿原へ。
湿地帯を木道に乗って渡る。
晴れたら綺麗やろな
湿原を行くokaファミリー
12時、
大凹(おおくぼ)の水場で水を補給。
コップ1杯いただきました
少し登ってまた湿地帯。
すれ違い戻る人が多いのは、
スタートが遅れたからか。
梵天岩(2,000m)を抜けて天狗岩に到着、
少し広い岩場で、
たくさんの方が休憩していた。
稜線周回しつつ山頂を目指す。
一度岩場を下って水はけの悪い道を進んでいると雨。
12時50分、
草木が生い茂る道を進むと、
少し開けた空間に人がたくさんいた。
良く見ると・・・西吾妻山山頂(2,035m)!
何とも見通しの悪い山頂や。
写真を撮って早々に出発した。
03
周回コースをさらに先に進むと、
人がたくさん休憩している広場の先に小屋。
無人の西吾妻小屋(1,980m)や。
外にたくさんおるので中も多いんか・・・
とのぞくと1階は誰も居らん。
時間が遅いのもあるが、
靴を脱がないとアカンのが、
使われない理由か?
(登山靴は靴紐が長く結ぶのが面倒)
ラッキーなのでそのまま靴を脱ぎ昼食。
広く使えて良かった
ラーメンとおにぎり、
山頂ではご馳走や。
ひと時のくつろぎの時間を楽しんだ。
が、
外の雨は強くなるばかりや。
一大決心して小屋を出発、
ペースが遅い自分とoka嫁が先にでることにした。
出発してすぐ、
雨が雪に。
木道の上に積もり始め、
足元が急に滑りやすくなりペースが一気に落ちた。
軍手をはめている指先の感覚も無くなってきた。
右手の人差し指が凍傷になりそうやったんで、
指を口の中に突っ込んで進んだ。
梵天岩で全員合流、
大凹の水場まで戻ると雪は止み、
気温も穏やかになり、
何とか普通に歩けるようになり一安心。
04
かもしか展望台を過ぎ北望台へ戻る途中、
団体さんの渋滞に巻き込まれた。
ゆっくり後ろを付いていったら予想通りリフトに。
勝負!
とばかりにリフト下を走って下る。
一番上のリフトだけ登山ルートが真下にあるので、
リフトで下る人を追い越しつつ、
少し話す。
「早いですね〜」
「元気ですね〜」
下りで足元が土なら大丈夫なんです。
残り2つのリフト横も小走りに進み、
何とか天元台レストハウスまで戻る。
ここでoka嫁はロープウェイへ。
4人はさらに下る。
楽勝と思ってた残りの下り、
苔むした岩と落ち葉で良く滑る!
最後にスリップダウンしてズボンを汚してしまった!
新高湯温泉に着いたが、
ロープウェイ駅からここまで急勾配の道、
下りは良いが登りは無理!
とoka嫁は駐車場待機となった。
残りの舗装路をさらに駐車場まで・・・
ここが一番きつかった!!
固い路盤はヒザにくる、
どんどん進む子供達に置いてかれ、
ダラダラと駐車場まで歩いて戻りました。
05
さて、
翌日は安達太良山、
麓まで移動して宿にチェックイン・晩飯としたいが、
朝の出発が遅れた分下山時刻も遅い、
急いで移動して岳温泉に到着したのが18時頃、
共同温泉の湯治用の部屋(と思われる)にチェックイン、
近くの食堂「成駒」へ晩飯を食べに行った。
名物はソースカツ丼、
長野県伊那市でも食べたが、
ここのも負けず劣らずのボリューム。
漬物・一品も美味です
綺麗な千代紙に包まれた温泉玉子を割って落とすと、
なんとも贅沢な丼になった。
コンビニで朝ご飯を買い、
部屋に戻り入浴。
さすが温泉体が温まり疲れも癒える。
明日は2座連荘、
ほどほどに呑んで早々に就寝、
あっという間に爆睡してました。
安達太良山・磐梯山 に続きます
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update 2009.10.25