035・036 安達太良山・磐梯山 2009.10.11
磐梯山 沼の平より
吾妻山 から続きます
01
朝5時、
岳温泉「岳の湯」湯治宿にて起床。
寝起き一番に温泉に入り一気に目を覚ます。
朝ごはんを食べ、
友人okaファミリーとすぐに出発。
岳温泉の中心街を抜け、
あだたら高原スキー場の駐車場で車から降りて、
6時50分出発。(940m)
スキー場内を進みゴンドラ終点(1,350m)までゲレンデ歩き。
緩斜面
急斜面 だいぶ高いです
眼下に岳温泉が見えた。
準備を整え出発。
ここからはゴンドラ利用者と合流するので人が多く渋滞、
ペースはそれほど上がらない。
しばらく歩くとokaが薬師岳展望台の方へ、
ここに「ほんとのそら」があるらしい。
何の事かと思って向かうと、
『この上の空がほんとの空です』
という標識。
雲が残念や
ここで写真を撮って、
来年の年賀状に使うつもりらしい。
親子4人並んだところを1枚、
ガスが出て空が見えなかったのが残念や。
02
ルートに戻って山頂を目指す。
足元の水はけが悪く、
目の高さに木が生い茂る上に渋滞しているので、
快適とは言えない道、
開けて山頂直下に着いたらやはりガス、
さらに風も強くなってきた。
8時45分頃、
「安達太良山頂」と書かれた標識到着。
しかしまだ上がある。
『乳首』と呼ばれる突き出た小山の先端が、
ほんとの山頂、
もう一息、
行き違いの渋滞を進み、
9時、
山頂三角点(1,699.6m)到着。
ガスで何も見えず、
風で体が冷えるので、
記念撮影だけ済ませて速攻標識まで戻った。
山頂記念撮影 スゴイ風でした
今回はくろがね小屋に寄り、
バッジをゲットするループコース、
まっすぐ小屋に向かうかと思いきや、
okaが牛の背の稜線コースへ。
沼の平の眺望を楽しむつもりやったが、
あいにくのガスで見えない。
風が横殴りに強く吹き、
寒すぎるので急いで稜線を外れて下りルートへ回避した。
風がおさまって一安心し、
曇りながら紅葉を楽しみつつ下る。
と、
今度は雨、
急いでくろがね小屋(1,340m)へ避難すると本降りになった・・・
紅葉に包まれる小屋
軒下で休憩しつつ雨が止むのを待つ。
灯油缶の前なので、
バーナーを使ってのコーヒーブレイクはナシ。
バッジゲットしたらお菓子を食べて様子を見続けた。
程なくして止み、
雨具着用を思案しつつ出発したらいきなり晴れ間。
何ともタイミングが悪い天気や
さっきまでが嘘みたいに晴れてきた。
そうなると山は鮮やかになり、
紅葉を楽しみながら進むことが出来た。
信じられない晴天です
03
そして下山路。
「馬車道」と呼ばれる割と緩やかなジグザグ道と、
それを横切るような近道の旧道、
迷わず旧道を行ったがぬかるんで滑りやすい悪路、
やはり滑って泥を付けてしまった・・・
駐車場に戻ると昼。
空腹は最高潮、
すぐさま岳温泉街に戻り、
食堂「恵美寿屋」へ。
ここはピザが有名らしく、
皆で2枚注文。
超美味なピザ!
後は「ジャポネライス」なるものを。
出てきたのはチャーハン。
味付けは醤油ベースでとても美味でした。
色は地味ですがとても美味!
「ジャポネスパゲティー」もあったので、
次は是非それにしたい。
(次・・・いつやねん)
04
急いで次の磐梯山へ。
ぐるっと安達太良山麓を迂回して進むんやけど、
土湯トンネルからなぜか大渋滞。
遅くなると日没に掛かるのでヤキモキして進むと・・・
土産物屋も駐車場待ちにガードマンが本線から止めてた!
えかげんにせい!!
とペースを取り戻し山麓の猪苗代スキー場到着。
ここでoka、
地元の登山者しか使わない赤埴林道をネットで調べてた。
ナビにも映ってる!
と案内通りに進むといきなり砂利道!
しかも路面悪!
新車やぞ!?
大丈夫か?
oka嫁は心配そうや。
時間も余り無いぞ・・・
7kmの林道も、
悪路のため結構時間が掛かり、
14時40分頃に終点駐車場到着。(1,350m位)
05
すぐに出発、
oka嫁は日があるうちに戻れないと判断して車で待機、
4人で登る事になった。
すれ違う人は皆、
「今からですか?」
と首をかしげる。
子供連れなんでなおさら。
下から登ってきたなら、
この時間にここにいるのは、
やはり不自然なんやな。
とにかく進む。
山頂は目の前に見えているが、
ルートは迂回していて長そう、
果たして何時に着くやら。
15時15分、
湿地帯を抜けて稜線にでる。
裏磐梯の景色
意外と早いな。
ここからまっすぐに山頂に向かう。
見通しも良い。
晴れているしこれは眺望も良さそうや。
調子よく進み、
15時30分、
弘法清水小屋(1,630m)到着。
バッジを選ぶoka達
閉店寸前の様子なので慌ててバッジ購入。
ご主人に山頂までの時間を聞くと、
登り25分下り25分との事。
好意で荷物を預かっていただける事になり、
手ぶらで山頂を目指した。
小屋を出て10分ほど、
徐々にガスが出る。
上半分雲の中・・・
まさか・・・
と思ってたら視界が一気に悪くなる。
前が開けたと思ったら山頂(1,819m)到着。
何人かが下山途中で、
誰もいなかった。
眺望は・・・ガスで見えず。
風がやはり強いので寒い。
早々に記念写真を撮り退散。
実は最高点はもう少し上
06
一気に下り、
子供達は何と10分で小屋まで戻ってしまった。
(自分は15分・・・これでも早いほうやで)
小屋はご夫婦で毎日、
麓から自分達の通った林道を使い、
往復して管理されてます。
帰る直前に登ってきた自分達を待っていただいた上に、
残っていた枝豆・味噌汁をご馳走になった。
味噌汁が絶品で、
心も体も温まる1杯やった。
なんとも心地よい小屋です
小屋で待ったりと良い時間を過ごせたけど、
明るいうちに戻りたい、
なごりを惜しみつつ16時25分出発。
元気復活!ガンガン下ります
下りはペースも良く、
どんどん進んで17時前車に到着。
待つ間ヤキモキしていたoka嫁の話を聞きつつ、
悪路の林道を抜けると、
目の前には今晩の宿、
ヴィライナワシロに到着した。
ここも温泉、
ゆっくり疲れを癒し、
3座登頂を祝いつつ乾杯した。
07
翌日。
帰るまでの間に観光を、
と言う事でokaの案内で会津若松を抜けて大内宿へ。
ここは昔の宿場町がそのまま残っているところで、
タイムスリップしたような空間。
わら葺屋根が昔を偲ばせる
店先におばあちゃんがかわいらしく座って、
みやげ物を売ってます。
水路には冷えたラムネ、
おばあちゃんに栓を抜いてもらい飲むのは格別でした。
栓を抜いてくれました
顔の大きさの手焼きせんべい、
もちろんソフトクリームも楽しみつつ、
お土産を買って後にしました。
お嬢の顔より大きい!
朝早めに行ったのは正解、
出た頃には駐車場待ちで大渋滞してました。
で、
戻り道の途中、
会津鉄道芦ノ牧温泉駅の側、
「牛乳屋食堂」で昼食。
すでに行列が出来ているので、
名前を書いて駅に向かいます。
ここには和歌山電鐵貴志川線貴志駅のたま駅長と同じく、
猫の駅長「ばす」がいます。
向こうを向いたままでした
丁度駅舎のベンチで眠っていたので拝見、
撮影する人人人・・・人気モノやね。
牛乳屋に入り手打ち太麺のラーメンと餃子を注文、
麺の太さはうどん!?位ですが、
(日本一との事です)
しょうゆ味のスープとしっかり合って、
おいしくいただきました。
麺の太さが良く分からないですね・・・
あとは600kmを越える距離を、
高速で戻るだけ。
もちろんソフトもいただきました。
(新潟にてマスクメロンソフト)
美味!
北陸道経由は混むことなく走れましたが、
米原から先が渋滞、
草津でギリギリ電車に間に合い、
何とか自宅まで帰ることができました。
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update 2009.10.25