007-2 荒島岳 2008.04.27
恒例 山頂記念写真
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3月の開聞岳中止以降、
百名山登山の日程は中々組めない。
GWが近づく中、
友人okaに連絡してみると、
今期の登山計画なるものを送ってきた。
4/26(土)荒島岳(日帰り・早朝集合)
7月 富士山(土日1泊2日)
8月24日基点 南アルプスor北アルプス(2泊3日)
10月 秋山(土日1泊2日)
11月 大台ケ原(日帰り・早朝集合)
とまあなんともハードスケジュール。
(この中で荒島岳と大台ケ原は、
バッジ購入のためのリベンジ登山)
4月26日は仕事のため、
27日にスライドして決行することになった。
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26日土曜日の夜。
仕事が早く終わったので、
滋賀県草津市のoka宅に泊まる。
今回もokaファミリーと一緒で、
仮眠は息子<Jr.>と娘<姫>のベッドで一緒に寝た。
27日早朝国道8号を北上し、
守山辺りで朝食と山頂の食料を補給し、
米原から北陸道で福井入り。
荒島岳はカドハラスキー場のゲレンデ経由が一般ルートやけど、
今回は小荒島岳を通るサブルートを選んだ。
大野市蕨生の集落から、
砂利道の細い林道を抜けて登山口に到着。
名前のとおりワラビが群生し、
登る前に少し摘んで車に積む。
登山口の近くに、
「慈水観音」という像があり、
その下から湧き水が出ているので、
昼食用の水を2リットルばかり汲んで、
8時40分中出登山道を出発。
慈水観音の湧水を飲むJr.と姫
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スタートしてすぐもう一段上にも駐車場がある。
損した気がするが水場が遠くなるのでまあ良しとする。
道端で地元らしき年配の女性が山菜を採っていた。
種類をたずねたらゼンマイやった。
しばらく林道を歩き、
途中登山道に変わってから勾配がキツくなり標高を稼ぐ。
景色が開けてきた高度1000m手前からは、
残雪が見え始めた。
今回は正直雪は余り無いと思っていたので、
かなりの軽装で臨んだけど、
okaの話を聞き慌ててフリース1枚借りて登る事にしていた。
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小荒島岳周辺では、
もうすでに登山道にも雪が残っていて、
結構滑りながら登らないとアカン。
ここでこれなら山頂付近はヤバイかも・・・
木の根元以外雪が残るルートを抜けて、
10時50分雪に埋もれた標高1200mのシャクナゲ平到着。
シャクナゲ平出発直前
ここで7〜8人の団体と、
2人連れの方が数組に会う。
正規ルートからの合流点なので、
皆カドハラから登ってきたんやろうな。
ここで大休止、
おにぎりとソイジョイ半分食べ、
携帯用芋焼酎を一口呑む。
山頂は・・・雲で見えない。
友人はスパッツを装備、
(自分は持っていくのを忘れたのでそのまま)
雪に備えた。
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一旦鞍部に降りて、
足場を固めつつ雪混じりの斜面を登っていく、
雪は思ったより少ないが、
解けた水が混じり登山道は泥だらけや。
気が付くとズボンは泥はねを浴びて、
ドロドロに汚れてる・・・
子供たちのズボンは・・・見てられん。
狭い道を下山者とすれ違いながら進む。
途中20人以上の超団体さんと対面した。
子供たちは当然人気者やけど、
滑りやすい雪混じりの道でのすれ違い、
大人数ならなおさら困難やった。
超団体の登山者って何とかならんもんかな・・・
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シャクナゲ平であった7〜8人連れの方に追いつき、
一緒にゆっくり進む。
雪原が現れ12時過ぎ、
標高1523mの山頂に到着した。
山頂にて北の山々を望む 残雪が美しい
以前登った時山頂にコンクリート造の廃墟の建物があったが、
空き地があったのでどうやら撤去されたみたいやな。
三角点到着も天候は以前曇りで見通しが悪い。
さすがに山頂は風が強く寒いので、
とにかく服を着込んで、
(フリースが効いたなぁ)
すぐに湯を沸かしラーメンをいただく事にした。
今回はカレーヌードル。
中にチーズと魚肉ソーセージとじゃがりこを入れて湯を注ぐ。
3分待って食べる山頂のラーメンはやっぱり格別!
残ったお湯でコーヒー(バーボン入)を入れ、
子どもたちのココアと乾杯!
これも格別に美味かった。
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1時間滞在し、
ようやく晴れ間が差し、
眼下の大野市街がうっすらと見えてきた。
晴れたらメチャメチャキレイんやけど、
今回はガマンして下山開始。
雪がクッションになって滑るのさえ気をつければ山頂付近は快適や。
でも雪がなくなると増えた体重が災いして、
ヒザが痛くなりペースは完全に落ちた。
okaは相変わらずタフやけど、
子どもたちはもっと元気で疲れを知らず小走りに山を降りて行く・・・
oka嫁と自分は完全に取り残されてマイペースで進む事にした。
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途中コースから約1分?の寄り道で小荒島岳山頂へ。
天気はすっかり良くなり、
山頂がキレイに拝めたので満足。
小荒島岳山頂にて 荒島岳を臨む
(行きでなく帰りに寄ったのはokaのナイス判断)
ここからはもう雪はほとんど無く、
岩混じりの下山路をヒザをかばいつつ進む。
下山途中 大野市街を望む
やっぱり子どもたちに追いつく事無く、
登山口に15時30分到着。
車のまわりのワラビをもう少し採って帰路に着いた。
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残るはバッジと風呂。
荒島岳のバッジは登山道沿いには売ってない。
なんと越前大野市街の土産物屋にしか売ってないらしい。
最近はネットで調べれば分かるので、
okaがしっかりリサーチしてくれていた。
地図を頼りに店で念願のバッジを手に入れたが、
こんな街中の店でしか手に入らないなんて、
車を利用しない登山者には酷やなぁ・・・
で、
いつもなら近くで温泉を探す所やけど、
今日は友人の会社の保養所を予約していたので、
奥琵琶湖まで車を飛ばし、
施設の大浴場で汗を流した後、
そこで鍋!
(会社の保養者なので超割安やった)
魚たっぷりの寄せ鍋で、
子どもたちはお子様ランチ。
oka嫁に運転してもらうので、
okaと2人無責任にビールで乾杯し、
腹いっぱい夕食を食って、
Jr.とビリヤード対決をして、
日が暮れた頃に帰路に着いた。
one point
中出登山口の駐車台数は少ないので注意。
水を汲んでいくのなら上・下に別れる下の駐車スペースに停め、
水を汲んでから上に行くのがいい。
特徴としては、
行きは延々登り、
帰りは延々下りといういたってシンプルな道中であるところかな。
バッジは大野市内の
「平成大野屋」でしか販売していない。
http://www.h-onoya.co.jp/
営業時間確認の上買いに行ってください。
(update 080505)