安野俊丸     第11回目 永原駅からマキノ駅     H19,4,14
 桜だよりをインターネットで確認、ちょうど満開と言うことで、飛ばしていた海津大崎の区間を歩きに出かけた。 昨夜から雨は目を覚ますと小降り、気象庁のホームページで天候を確認すると、回復傾向にあり、今日出かけねば、また一年遅れることになり、「行ってくるわ。」と、出かけた。       
        野洲7:14    7:37山科7:45    永原8:56

 琵琶湖線で大津までやってくると、青空が広がり気象庁の予報と同じ、永原当たりは10時頃から雨雲が抜けるような予想であったので、これは当たらぬようにと、願いながら山科で湖西線に乗り換えた。
車内は、重装備(大きなリュック)を背負った若者(多分大学の山岳部かな)や年配の山歩き会のようなグループで一杯。 それに、桜見物のような微笑ましいご夫婦、みなんさん、朝早くからいろんな目的を持って、行動されているものだと感心する。 比良駅では登山目的の方々が降り、車内がだんだん空いていく。 マキノ駅でも海津大崎の桜見物の方々がどっと降りられ、電車はがらがら。当方が降りる永原は次の駅。やはりここまで来て、海津の桜見物さっれる方おられないようで、降りたのは数人。
 野洲から1時間半あまり、ほんと、滋賀県は広いですねー。 「さっー、歩くぞ!!」と、気合いを入れ直し駅を出ると、ぽつぽつ雨が落ちている。 アッー、アッー、やっぱり、この辺りは10時過ぎぐらいまで、雨雲が残っているとの気象台の予報は大当たり。
 そのうち上がるだろうと、一路、二本松を目指して歩き出す。後ろを見ても人影はなく、琵琶湖に注ぐ川沿いの地道をひたすら歩く。 琵琶湖沿いの人家を抜けると、桜が見えだしてくる。 3回ほど、海津大崎はドライブしたことはあるが、いずれも新緑の頃。ここの桜はすごいだろうなと思いつつ、緑のトンネルを通り抜けていたのだが、ようやく花見の時に来れた。 滋賀に移り住んで27年、どうして「今まで来れなかったのか?」と、思いつつ足を進める。途中、瀬田唐橋から108kmの表示板を見つけた。 琵琶湖沿いのサイクリング道。 当方はテクテクの歩きだからも「う少し多くなるかも。」と、思いつつ歩いていると、マキノ方面から歩いて来られる人と、すれ違うようになり、桜もだんだん多くなってきた。 本当に、桜のトンネルである。  約1時間で二本松の水泳場にたどり着いた。
 ここから海津大崎までは、約2km、30分ほど。
 この辺りからは、前方からやってくる車も多くなり、狭い隧道は足下を見ながらの慎重な歩きに(疲れてきたのかなぁ)変わる。 ようやく、大崎にたどり着き、一休み。 はやり、花より団子。 団子は売っていないかと茶店を覗くと、美味しそうな桜餅、よむぎ餅、三色団子のセット売りを見つけ、さっそく、購入。 でも、これで300円。 たかー。 桜餅から口へ運ぶ。小さいので一口。 でも、やっぱり美味しい。
 お茶をよばれて、大崎観音にお参りし、一路マキノ駅をめざす。  ここからは、マキノ方面から大崎をめざす人の行列。 そこに車もやってくるので、すれ違うにも順番を待たなければならなくなって、なかなか、進めない。    
 琵琶湖の渚を歩いたり(歩きにくい。)道路を歩いたり、アリの行列のように、見物の方がやってくる。 思うように歩けないが、隙間を縫って、小走りに足を進める。 遠くにマキノ駅が見え出すと、よけいにスピードが上がる。ハァー、ハァー、ハァー。
 あと少しで駅にたどり着く頃、ホームから電車が走りさった。アァーア、残念。 乗り遅れた。 ここは、1時間に1本しか電車が来ない。 駅舎で時間を確認すると、やはり、1時間先。
 駅前の和食店で、昼定食に生中をぐっーと飲んで、帰路についた。
 
      マキノ12:53  13:05近江塩津13:08  14:17野洲 

 帰りは塩津経由で電車でも琵琶湖一周。 日頃見る車窓とずいぶん違うと思いつつ眺めていると、ビールのおかげですやすやスー。 野洲駅前のスーパー銭湯で汗を流し、今日は楽しかったと、チャリダーで家路に着く俊丸であった。 I'm
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