第6回目 H17.3.12  長浜から木之本

2月も飛ぶように過ぎ去り、ついに、梅時分には歩く機会がなかった。「いつ歩こうか。なかなか歩く気分になれない。もうじき桜の季節になってしまう。」と、言うことで、降雨確率 50%の3月12日、歩きに行ってきました。

野洲駅8;37分発 米原着9:13分  米原発9:17  長浜着9;26分   

当日、野洲は薄日がさす、まずまずの天候、簡易カッパと傘を入れリックを背に、「よぉーし歩くぞ。」と、モチベーションを高め、自転車で野洲駅へ。生憎、新快速が出た後(ここら当たりは普段のエエ加減さ)で、普通電車で米原へ。米原駅では、隣のホームに止まっている敦賀行き普通電車に乗り継ぐ。普段乗り慣れている列車と比べ何と重たそうな列車。同じ県内とは思えないローカル色。しかし、列車好きの俊丸にとって、何かワクワク、うれしい思い。それも10分ぐらいで長浜駅に到着。ここの駅は取りあえず東側に出て、それから、琵琶湖側に行くには橋上を渡るか、地下道を通るかで、はやり、不便な駅である。 今回は通った事のない地下道を選んでみたが、やはり薄気味悪い。昼間でもこのような感じであれば、夜にはとても歩けないだろうと、自然と急ぎ足になる。

梅も以前に見学しているので、取りあえず木之本目指してレッツ・ゴー 30分ぐらい歩き始めた頃からポツリ、ポツリとしずくが落ちてくる。やっぱり、雨が落ちてきたかと思いつつ姉川大橋を渡る頃には、ほほや手のひらが痛くなるのほどの横風の雨、刺さるような痛さ、こりゃ、少し休憩しなけば、カッパも着れないと、橋を越えたところのローソンさんで一休み。熱い缶コーヒを飲んで、精気を養うが、雨、風の勢いは治まらず、じゃじゃ降りの雨。あまり長居は出来ないので、レインコート型の簡易カッパを身にまとい、再び、雨の中を歩き出す。

アカンかったら、近くの虎姫駅から引き返そうと、思いながら足を進めていると、雨も小降りになり、馬渡橋を渡る頃にはうそのような太陽が差してきた。「天は我に味方してくれた。」と、足が軽くなる。しかし、河毛当たりから、また、雨が降り出し、北陸自動車道をくぐる当たりからは土砂降りの雨、まぁー、風の強いこと。湖北当たりの風の強さは半端でないと実感する。傘をさしていると進めない。それに雨、太もも当たりから下はずくずく。靴の中はグチャグチャ。もっー、やけくその思いで、「何とか木之本まで歩かなければ。」と、必死の思い。たまに行き交う車に、はねをかけられ、トホホー。

やっぱり、雪の冬に歩くべきやった。」と、後悔しながら高月を通過、あと一駅、頑張ろう。遠くに鳩のマークの看板が見え出し、あそこまで歩けば木之本やと、元気づく。滋賀県内のほとんどの駅前には平和堂があるので、ほんと、目印になっていて助かります。12時40分ようやくゴールの木ノ本町中心街に到着。取りあえずお腹も減り、手も痺れるほど冷えているので、平和堂へ一目さん。熱いうどんに熱燗をごっくり。五臓六腑に暖かさが広がる。窓の外の雨が雪に変るのを見ながら今日は試練の日やったなぁと、また、ゴックリ。美味しい。1時間ほど粘って、ほろ酔いかげんで木之本駅へ。時間ぎりぎりセーフで飛び乗ったのがこれまたすごい列車。昔の寝台列車を思わす雰囲気を持つ、敦賀から米原への普通列車。車内に乗り込むとやはり寝台列車に変更出来るタイプの列車。荷物置きの当たりに折込んである部分を開くとベットに早変わりするタイプ。ワァー、こんな列車に乗るのは初めて、思わず携帯電話を取り出し、ガチャ。あまりの音の大きさに赤面のする思いにかられた。今日は、天候にもて遊ばれたが、初めての列車にも乗ることができ、満足する俊丸であったが、米原から新快速に乗り、野洲駅を出たとたんガックリ。この地は雨が降った形跡は無し、まぶしい日差しが差している。雨に打たれ、風に吹かれに湖北に行っただけと解り、やはり、滋賀県は広いなぁーと、変に納得する俊丸であった。次は木ノ本から永原いつ歩こうかなぁー。 

本日の損害折りたたみ傘1本→バッチョ傘になり破損

木之本駅発13:44   米原駅着14:07  米原駅発14:26    野洲駅着14:50