![]() 後は地下鉄とJRを乗り継いで芦屋のお客さんちへ。 お昼前に到着。結果言いますと、全体の作業工程の2/3が調整なんですよね。まぁ覚悟はしていたけれども。 とりあえずプロジェクター「VPH-1252QJ」のカバーを取り払う。RGBそれぞれのピント合わせから。これだけで小一時間。こだわりだしたらきりがないんですよね。 あと、またRGB毎のジオメトリーなどの調整。これが難しい!なかなかハッチが合わない。(当たり前なんですが)これで約2時間。もうスクリーンとにらめっこしすぎて酔ってしまって吐きそうですわ。 ある程度で納得して頂きまして、NTSC信号時・RGB入力時それぞれの調整。「VPH-1252QJ」の場合、コンポーネント入力時のポジション記憶が一つしかない。そして調整幅が非常に狭いんですよね。あと致命的なのが「525i/525p時、アスペクト比4:3前提。」という事。要は「スクィーズどないすんねん。」って事なんですね。 とにかく訳がわからんかったので色々な資料やWebを調べ、「RGB時はかなり調整出来る&記憶が出来る。」という事が判明。と言う訳で「D-2001」の登場となる訳ですね。 「BSデジタルチューナー/MUSEデコーダー/DVDプレーヤー(まだ525i専用)」を「D-2001」にてRGB化。そして「BSデジタル 525i用」「BSデジタル 1125i用」「MUSE 1125i用」「DVD 525i/3:2用」「DVD 525i/スクィーズ用」それぞれをポジション記憶。これでそれぞれの画面を最適なサイズで見る事が出来るんですな。 しかしね、「D-2001」はかなり良いですね。全然すんなり。「コピーガード信号で不具合が出るかも?」という心配もあったんだけど、今回は幸い問題ないようです。良かった良かった。 さて、ある程度済ませた上で、お次は実演コーナー(笑) まず、店から持っていった超軽量プログレッシブDVDプレーヤー。これを「D-2001」経由でプロジェクターに投影。インターレース時とプログレッシブ時の差を見て貰う。持っていったプレーヤーはたかだか3万ちょいのプレーヤー。それでも走査線の隙間、順次走査の画の繋がりは全然別物なんですよね。自前の「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「チキンラン」を再生。うーん・・・・こういう画を見ると単管液晶プロジェクターを見られなくなるんですよね。人間って贅沢。うふっ では次。自前で持っていった簡易ラインダブラー「XRGB-1」を適当なS出力を入れてプロジェクターに接続。走査線の隙間のない映像を見て貰う。次、プレイステーションのRGBをVGA変換して投影。倍スキャンの効果をじっくり堪能して貰う。 つー訳で色々やっていると既に夕方の6時過ぎ。もう時間いっぱいなのでカバー類を全て戻して家を後にする。 さて、これで「VPH-1252QJ」がまだまだ現役で使われ続ける事でしょう。それが一番嬉しいですね。しばらくは525iとはいえ、レターボックスだったDVDが、スクィーズで見られるようにもなりましたものね。これは「VPH-1252QJ」が15.75kHzのRGBを表示する能力があった。そして「D-2001」があったからこそ出来たんですけどね。 しかし問題も一つ。今回余り触ってないんですが、AVアンプの左チャンネルが死んでいる模様。あぁ折角dtsのDVDを持っていっていたので鳴らそうかと想っていたんだけど残念。 しかし、今回私が全く未開の世界「3管プロジェクター」を、ここまでセッティングし、しかも通常では困難なスクィーズソースを映す事が出来ましたのは、「レコキンの部屋へようこそ」のホームページ、及び掲示板。そしてその掲示板でお教え頂いた皆さんのおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。有り難う御座いました。 |
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