朱 鷺 整 体 院
∈ オステオパシー ∋  
整体とは文字通り、身体の歪みや疲労や圧迫に対して、歪や疲労や神経の圧迫を取り除き元の状態に戻すことで体を整え症状の根治を目指します。要するに身体調整をすることなのです。
一般に整体と聞くと背骨や骨盤をボキッボキ!鳴らして、痛みを伴うものを想像される方が多いかもしれませんが、けしてそんなことはなくて実に穏やかに矯正できるものなんです





整体(手技療法)の起源は非常に古く、ある研究者の調査では、変位した椎骨の矯正は紀元前古代エジプト人によって行われていたらしく、また古代ギリシャの医師達が同様に骨格の矯正法を使い治療していた記録があったり、アメリカのインディアンの骨格矯正技術は、後のオステオパシーやカイロプラクティックスに影響を与えたと言われています。ボヘミア人の間では脊椎調整法が古くから用いられ疾病の治療に脊椎調整法の理論を早くから用いていたと言われています。脊椎・骨格の矯正は、紀元前420年頃に、エスクラビウスとその仲間達により実施されていたといいます。さらに、古代ケルト族や古代インド、ペルシャ、中国にも骨格調整法があった証拠が多く残されている。特にペルシャ(現イラン)の天才医師イブン・シーナー(980〜1037)の骨格矯正に関しては記録や絵が明確に残されており、当時の医師達が骨格の操作法・調整法を重視していたことが分かります。日本ではどうでしょうか?古くは中国から朝鮮半島を経由して伝わった、今で言う東洋医学が基礎になっていて、一部の古流武術に活法として伝えられていたとも言われています。とくに近代(明治末〜昭和初期)になって、無薬療法として発達し、その後、現在に至るまで多種の技術を取り入れながら、多くの流派がそれぞれの理念に基づいた療術をおこなっています。現在の日本での整体術は東洋医学が基礎になっていて、骨格・筋肉・気、血のバランスを整える事を重視します。まず筋肉の緊張を緩め、骨格を調整・矯正します。同時に経絡と呼ばれる気の通り道に沿って経穴(ツボ)を刺激し、全身を施術し体全体のバランスを整え、人間本来が持つ自然治癒力を高めることで、痛みやつらさを軽減させ、また予防を図ります。また非常に多くの療法があり、必ずしも全てがこのような考え方ではなく、統一された療術とはなっていません。気功整体も独自の考えによります。その他様々な療法があります。アメリカ医学を基礎したオステオパシーやカイロプラクティックも広い意味で整体の仲間です。一般に日本での整体の定義としては全身の調整を行うことでしょうか!それは、基本的に痛い箇所や悪い箇所に触れずに離れた場所から順に施術していきます。その際、関節を緩め、経穴を刺激し、必要ならば骨格の矯正を行います。時には反射を使いながらできるだけ体に負担をかけない方法を選択します。症状や体型、体質などによりますが、おおよそ40分〜60分位かけての全身施術をおこないます。年齢、性別、症状にかかわらず一人々々にあった施術を行うことが整体の特徴ではないでしょう。


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