今回はコンテンツにもある、模型を使った合成CGの作成法なんかをやってみたいと思います。もっと効率的且つレベルが高い方法があるかもしれませんが、あくまでも自己流、私的と言う事で・・・。尚、題材はTOPページに使用している画像です。
先ずは背景と模型の画像を用意します。模型の方はCGにする時の事を踏まえ、光の方向や強さをある程度考えて撮影します。この時、バックは切り抜きし易いよう(後述)な色にしておくと後が楽です。
図1
図2
図1の空ですが、実は琵琶湖の空模様です(笑)。釣りに行った時「使えるかな?」って撮影しました。図2が模型画像のリックディアス。本体色が濃いので、バックは白(光の具合でグレーになってます)にしています。
これで素材の準備は完了。後はパソコン上での作業です。
先ず最初にリックディアスの画像を切り抜きます。上記の通り背景を白としていますので、グラフィックソフトの「自動選択」(範囲選択)ツールを使えば数秒で8割方の余白を削除出来ます。
図3
図3が背景を切り抜いた後の画像です。まだ下の方に背景が残ってますが、今回は上半身のみを使用する為、そのままでもOK。
さあ、残るは最大の難関。面倒臭いと言うか根気が必要な作業が待っています。
図4 図5
図4が修正前、図5が修正後です。ご覧の通り自動選択だけではエッジに背景が残ってしまいます。これを今度は手作業(ペンツール等でちまちまと消していく)でモデルだけになるよう(図5)頑張ります。多少修正が甘くても合成時にある程度は誤魔化せますが、やはり綺麗なほど仕上がりは良くなると思います。
以上のような作業を終えると、いよいよこの2枚の画像を合成する作業に突入です。これに関してはまた後日と言う事で・・・。
P.S このページの画像は圧縮率を高めています。またサイズも縮小しています。
2001・12・17
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