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MH22S ルーフキャリアの取付け

前のワゴンR CT21S はルーフレールが付いていたのでルーフキャリアの取付けは楽だったのですが、最近のワゴンRはルーフレールが付いていないのでキャリアの取付けに躊躇していました。心配ないのは分かっていたのですが、何もない所にキャリアを取り付けて大丈夫なのかという不安が多少なりともありました。それで今回スーリーのラピッドシステムのルーフキャリアを思い切って取り付けてみたら、うまいこと簡単に取付けできるものだなと感心はしました。でも、どのように固定されるかというのはやはり理解できませんでした。ただ、今のところ何の問題もなく使用できておりますので、その取り付け方について解説したいと思います。

スーリーのキャリア(他のメーカーでも同じと思いますが…)は結局「バー」、「フット」、「キット」の3点セットが必要で、一つでも欠けると取付けできません。そのあたりの商品検索などがとても面倒臭いのですが、楽天で見つけた「vic2(ビックツー)楽天支店」さんのページの「スーリー[THULE] ベースキャリア適応表」はとても探しやすくてすぐに目的のものを見つけることができ、さらにスーリー全商品30%OFFということで大変お安く購入することができました。


ワゴンR MH22S の場合は、下記の3点セットが必要になります。それ以外のモデルや車種の場合は「スーリー[THULE] ベースキャリア適応表」で検索してみてください。

THULE【スーリー】 TH761 スクエアバー761(120cm)

THULE【スーリー】TH750フット750 [4個1セット]【ラピッドシステム・ノーマルルーフ車用】

THULE【スーリー】 TH KIT 1343 【ベースキャリア】【キット】


上の画像がセットの内容です。これにスクエアバーが加わります。私の場合はバーが長めの方がいいと思いノーマルの120cmよりも8cm長いTHULE【スーリー】 TH769 スクエアバー769(128cm)を購入しました。これはこれで正解だったと思います。


それではルーフキャリアの取り付け方の解説を始めましょう。

まず、取説にも書いてある通りフットをバーに固定します。フットの裏側にあるロックアームのレバーを上に上げ、ロックを解除します。


そしてフット上部の金具をスクエアバーに通します。バーの端面でケガをしないように注意してくださいね。私は注意不足で指の肉がえぐれました(汗)


それから取説でフットの取付け位置を確認します。MH22S の場合は前が29.5、後が28となっています。


フットの位置決めはとても簡単でバーの裏に目盛りが印刷されていますので、指定の位置にフットを移動させてロックアームのレバーを下げロックします。


フットを固定したら四角い棒の付いた固定ノブをバーに「カチッ」と音がするまで押し込みます。フットの金具の穴も四角になっていますので、それに合わせるように通してください。

付属の前後左右の位置を示すシールは、ここで取り付けるのがいいと思います。


左右とも同じように取り付けてフロント側のセットが完成した状態です。リヤ側も同じようにセットしてください。


キットのブラケットをフットに「カチッ」と音がするまで押し込みます。爪が内側を向くように取り付けます。


ゴム製のパッドをフットの下側にはめ込んで取り付けます。


左右ともキットが装着できたら、ドアを開けた車のルーフに適当に乗せてください。


ここで取説を見てキャリア取付け位置を確認します。MH22S の場合はフロントガラスの上部から510mmの位置に取り付けます。


位置決めにはセットの中に紙のメジャーが入っていますので、上の画像のようにそれを使って作業します。この場合はルーフの端から510mmの位置にフットをセットしました。もちろんこれも左右同じように位置決めします。位置が決まったら前後左右から見て左右のフットが同じ位置にあることを確認します。


確認できたら固定ノブを数回左右交互に締め付けてから、ブラケットを手で押さえながら左右交互に締め上げます。この時、どちらか一方だけを締め過ぎるとフットの位置がずれてしまう事がありますので、フットの位置を確認しながら必ず左右交互に慎重に締め付けてください。最大締め付けトルクは4Nmとありますが、トルクレンチもなしに規定のトルクで締め付けることは不可能です。ここは適当に緩くない程度に締め上げるしかないでしょう。


締め付けが完了するとブラケットの爪とルーフの隙間はほとんどなくなります。


フロント側が取付け完了した写真です。くどいようですが左右のフットの位置がルーフの端から同じ位置にあるかどうかをよく確認してください。またバーやフットを手でゆすりながら動いたりせずにきっちり取付けできているか等も確認してください。


フロント側の取付け及び確認が終わったら、リヤ側も同じように取り付けます。ここは紙のメジャーよりも普通のメジャーの方が作業しやすいと思います。フロントのバーから700mmの位置にバーが来るようにフットの位置を調整します。固定方法はフロント側と同じです。


前後のキャリアの取付けが完了しました。この時、前後のバーが平行に取付けできているかなどもよく確認してください。これでスーリーのキャリアの取付け作業は完了です。

後は手持ちのルーフボックスや自転車キャリアなどを取り付けを行います。


取付けがすべて完了しました。自転車キャリア取付けのためルーフボックスを右にずらしたのですが、違和感なく見た目も普通だったのがよかったです。

これで車を使って山歩きや自転車の練習に行くのがとても楽になりました。今回スーリーのラピッドシステムのキャリアの取付けを行ってみて、 さすがに良く考えられて作られており、案外簡単に取り付けできたというのが一番の印象でした。今のところ各部の緩みなどの発生もないようですが、しばらくの間は時々確認するようにしようと思っています。


スーリーのキャリアの取付けはうまくできたでしょうか? うまく行かなかったら 私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、 掲示板に書き込んでみてください。







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