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ワゴンR MH22S のマフラー交換

ワゴンR MH22S のマフラーを純正からフジツボのレガリスKに交換しました。純正はあまりに音が静かというのと 前の車のワゴンR CT21S にもフジツボのレガリスを付けていて、結構気に入っていたので今回もフジツボにしました。 CT21Sのマフラーは錆でボロボロになってしまいましたが、このマフラーはステンレス製なのでその点は大丈夫そうです。 ただ、音は規制がうるさくなってきたためか静かすぎで、アイドリングでは純正とほとんど変わらない程度でした。 マフラー本体は格好いいので気に入りました。

私はこのマフラーをネット通販の激安ショップBOMB さんで購入しました。KYBのショック購入ではいつもお世話になっているのですが、今回マフラーの見積もりを 取った所、ネット通販ではほとんど一律15%OFFの所をかなりお安く勉強してくれました。代金は先払いなので 少々不安はあるかと思いますが、私は10年近く前から利用していますし問題は少ないと思います。マフラーに限らず 車のパーツを購入する際には、一度BOMBさんで見積もりを取る 事をお勧めします。高かったら他を探せばいいだけですからね。

では、マフラーの交換を始めましょう。


用意する工具は上の画像のように
○12mm&14mmメガネレンチ
○3/8ラチェットレンチ(あれば2本)
○12mm&14mmソケット(あれば14mm2個)
○シリコンスプレー(CRC556などでも可) だけで大丈夫です。


この細くてひ弱なマフラーをフジツボのレガリスKに交換します。


作業を始める前に、レガリスKのパーツの構成を見てみましょう。上の写真のようにタイコの付いた本体1、 出口部分の本体2、リング型のガスケット、フランジボルト2個、フランジナット2個、吊り下げラバーステーがセット になっています。もし足りない物がある場合には、すぐに購入店に連絡しましょう。


では、いよいよ交換作業を開始します。今回ジャッキアップはリヤ側のみで作業を行いました。フロントも上げた方が 作業性はいいのですが、面倒臭かったので省略しました(汗)。リヤだけでもそれほど作業性は悪くなかったかな。 ジャッキアップする前にフロントタイヤに輪止めをして、ジャッキを上の画像のようにリヤアクスルの太いパイプ に掛けます。間違っても手前のラテラルロッドには決して掛けないように注意してください。


この時写真を撮るのを忘れたので交換後の写真なのですが、ジャッキアップ後にリジッドラック(通称「ウマ」)を リヤアクスルの左右に掛けてやると作業性がいいようです。車体の指定位置にウマを掛けるとリヤの足回り全体が 下がってしまいとても狭くなり、車体の下に潜り込むのが困難になってしまいます。


ウマを掛けたら下に潜って作業をしますので、ダンボールなどを敷いて下さい。次に行うのがマフラーの中間パイプから マフラー本体の取り外しです。中間パイプとマフラー本体は上の画像のようなクランプで固定されています。中間パイプと マフラー本体の両側のパイプに凸があり、それをクランプのR(アール)部分で締め付けて固定するようです。ボルトの頭は 12mmですので、12mmのメガネレンチで緩めてください。スパナではなくメガネを使ってくださいね。ラチェットでもいいですが、 かなり硬く締まっています。


ボルトは外してから下の画像のように作業します。


クランプを必要以上に広げないように注意しながら、パイプの凸部分が外れる程度まで 広げてやります。広げながらクランプを中間パイプ側にずらすように動かすとやりやすいようです。クランプは凸部分から 外して中間パイプ部分に移動させます。


次にマフラー吊ゴムで3箇所吊り下げられているマフラー本体の取り外しを行います。吊ゴムからマフラーのステーを抜く時 には、かなり固くて無理すると良くありませんので、シリコンスプレーなどをその部分に吹き付けてから作業します。


吊ゴムからマフラーの取り外しは、私は一番後ろ側から行いました。前から外すと後ろが上がってマフラー出口部分が バンパーに当たり、 傷が付いたり変形する恐れがあるように思えました。上の画像のようにシリコンスプレーを吹き付けておいたおかげで、 ステーは楽にゴムから抜くことができました。抜いたらマフラーの後ろ部分はフリーになりますので、そのまま静かに 下に降ろすと足回りの部品がうまく支えてくれるようです。


次に中央の吊ゴムから同じようにマフラーのステーを抜いてください。


最後に中間パイプ側の吊ゴムからステーを抜きます。この時マフラーは完全にフリーになりますので、落下させないように 充分支えてから行ってください。これでマフラーの取り外しは完了です。でも、ここからが結構ややこしいのですが、 マフラーは出口部分に向かってグニャッと曲がっていますので、足回りの部品の間からマフラーを抜くのはまるで 「知恵の輪」(笑)のような感じがしました。それでも何とか抜くことは出来ますので、諦めずにトライしてください。


これで純正マフラーの取り外しは完了です。純正とレガリスKを並べてみました。


次に行うのが、フジツボの取説にも書いてありますが、一番後ろの吊ゴムを純正から付属のものに交換します。 これは横揺れ防止のためですので、必ず行ってください。吊ゴムの固定ボルトは12mmですので、ここでも 12mmのメガネレンチを使って作業します。かなり固く締まっていますので、ボルトの頭をなめないように注意 しながら作業してください。


純正吊ゴムが外れたら、上の画像のようにゴムからカラーパイプを押し出して取り外します。取り外したカラーパイプは、 フジツボ付属の吊ゴムに挿入します。この時もシリコンスプレー等を吹き付けてやると楽に挿入できます。


カラーパイプが挿入できたら元の位置に取り付けます。もちろんカラーパイプ側にボルトを通します。


これからいよいよレガリスKの取り付けにかかります。タイコのある本体1の後ろ側を、上の画像のようにリヤの足回りの部品の 間に通します。私も色々試行錯誤しましたが、この位置関係でないとうまく通らないようなので参考にしてください。 位置がうまく決まるとスッと通りますので、決して無理したりしないようにしてください。うまく通ったら、純正マフラーを 外したのと逆の手順でマフラー吊ゴムにマフラーのステーを通してください。逆の手順とは、中間パイプ側の吊ゴム>中央の吊ゴム> 後ろ側の吊ゴムの順です。


マフラー本体のステーをすべて吊ゴムに通したら、上の画像のようにタイコ側のパイプに中間パイプを奥まで差し込みます。 差し込みが不十分だと排気漏れやマフラー出口などのクリアランスの過不足につながりますので注意してください。


上の状態で外していたクランプを両側の凸部分にかぶせ、締め付けて固定します。ここも最終締め付けはメガネレンチで 確実に行ってください。私はこの時に本締めしてしまいましたが、本来は仮止め状態にして、マフラー後部の取り付け後に 位置関係を調整しながら本締めするというのが基本です。まあ、特に問題はありませんでしたが…。


最後にマフラー本体2(後部出口)の取り付けを行います。忘れずに付属のリング状のガスケットを挿入してください。


上の画像のように、上から通したボルトに下からナットで締め付けます。


ナット締め付け時にボルトが供回りする場合は、上の画像のようにラチェットを2個使うと作業性がいいです。 ラチェットが2個ない時は、スパナなどで工夫してみてください。


ついに交換完了です! ほとんど調整なしで位置や向きもOKでした。やはりフジツボのマフラーは格好いいですね。 結局、作業時間は約1時間半程度でした。


ワゴンR MH22Sのマフラー交換はうまくできたでしょうか? うまく行かなかったら 私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、 掲示板に書き込んでみてください。



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