DUANE"SKY DOG"ALLMAN

デュアン・オールマン
 1947年12月8日、テネシー州ナッシュビル生まれ。12才の頃、弟のグレッグからギターを教わり 熱中するようになる。はじめて人前で演奏したのは13か14のとき、YMCAのステージ。演奏したのは ハンク・バラードやチャック・ベリーの曲だったという。
 1966年のオールマン・ジョイズ、1967年のアワー・グラスを経て、1968年にオールマン・ ブラザーズ・バンドを結成した。1971年の「フィルモア・イースト・ライヴ」などで人気を得たが、 同年10月29日、ジョージア州メイコンでオートバイ事故により、25才の誕生日をを待たずしてこの世を去った。
 「スカイ・ドッグ」と異名を取ったデュアンのスライドギターは、多くの人を魅了して止まなかった。 それにしても、あまりにも早過ぎる「天才」の死であった。
レコード・コレクターズ 1989年12月号より
オールマン・ブラザーズ・バンド
 1968年ジョージア州メイコンで結成。オリジナル・メンバーはデュアン・オールマン(g)、 グレッグ・オールマン(vo、key)、ディッキー・ベッツ(g)、ベリー・オークリー(b)、 ブッチ・トラックス(d)、ジェイ・ジョニー・ベンソン(d)の6人。
 デュアンとディッキーのツイン・リード・ギターにツイン・ドラムスというパワフルな編成で、 南部のブルースに根ざしたサウンドは、「スワンプ・ロック」の異名を取った。
ロック名盤レコードガイド 立風書房より

主なアルバム
オールマン・ブラザーズ・バンド 1969年 atco ポリドール ★★
アイドルワイルド・サウス 1970年 atco ポリドール ★★
フィルモア・イースト・ライヴ 1971年 capricorn ポリドール ★★★
イート・ア・ピーチ 1972年 capricorn ポリドール 未聴
なお、ファーストとセカンドを合わせた編集盤として、1974年にビギニングスが発売されている。


ギターの音が好き
 デュアン・オールマン、彼のギターの音色に魅了された人は、いったいどれくらいいるのだろう。 私がデュアンのギターを初めて聴いたのは、多分レイラの中であろう。しかし、この時はデュアンのことは 全く知らなかった。そして、本当に何気なく買ったオールマン・ブラザーズ・バンドのライヴ・アルバム。 このCDの音を聴いた瞬間から、私はデュアンのとりこになってしまった。
 他のどんなギタリストにも無い閃き、超人的なテクニック、そして、その後に隠された優しい音色、 そのすべてが私の中に染み込んで、離れなくなった。
 デュアン・オールマン、あなたのライヴを生で聞きたかったよ。本当に…

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