その1:ショットガンワープ

ショットガンワープとは?

初代カルネージハートにおいて開発されたOKEの高速展開技術で、月影を飛行型に匹敵する速度で敵陣へ送り込むことが可能な技術である。
原理的には射出対象の機体の後方よりショットシェルを発射、被弾時の衝撃をそのまま前方への移動に利用するもので、対象機は着弾する瞬間ジャンプすることで効率よく衝撃を移動力へと変換する。
被弾衝撃を利用するため、被弾時の衝撃の低い車両型ではこの技術を利用できない。
ただし、ゼウス世代においては同技術はショットガン被弾による衝撃が低下したため利用できず、代用として分裂ミサイルを利用した技術などが研究された。

CHPにおけるショットガンワープ

ポータブル世代になり被弾時の衝撃が増加、被弾して月影が激しく跳ねていく様を確認した当格闘研はショットガンワープの利用可能かどうかの試験を行った。

テスト方法

試験機としては月影を使用、発射台となるほうにはショットガンを装備、一方射出される側には速度比較のためのロケット弾を装備。
敵陣営にドローンタイプ1を配置し、シミュレータにて実験を行う。
射出される側は発射台が後方にやってきたのを確認後ロケット弾を射出、その後20m内に発射台が接近した時点でジャンプを開始する。
発射台は20m内でショットガンを発射、ジャンプ中の対象機を打ち出す。
それぞれの機体のカウンタAに距離をセットし、双方から距離を計測して同じ距離が出るのを確認する。

テスト結果

ショットシェルの被弾に若干ばらつきがあり飛距離はそれにより変化するが、おおむね実用レベルの飛距離が出た。
着地時の距離としては160mから210m程度で、射出時の発射台との距離が20mであるため、実際の飛距離は140mから190mとなる。
先行して射出したロケット弾を追い越すことは無いようだ。
途中の障害物および重力の影響を受けるため戦場により注意が必要だが、実装して実戦投入する価値は十分あるだろう。

Download テスト機体データ:labo-data-0001.lzh

戻る
本ページの管理は、福井@初代格闘王(terry@leto.eonet.ne.jp)が行っています。