あの日はいろんな火災があったらしく、神戸からの報告



 昨年の火事の後始末で、消防の出張所に供述書に署名をして持っていった。時間が
 あったのか、お茶を出してくれしばらく話をした。震災の時の火災ことで、消化液
 を空中から散布できなかったのか、という、あちこちで言われていた内容を聞いて
 みると、火事のために上昇気流が発生している場所でのヘリコプターになれていな
 いこと、消火剤の散布が、屋根に覆われた家での火災の消火に有効かどうか疑問で
 あることなど、指摘していたが、要するにまだ経験不足で現在、研究中とのことで
 ある。

 

 震災直後に多かった火災はテレビなどの電気製品が激しく動いて、壁との間でコン
 セントを押し付け、傷つけることになり、出火したような形跡があちこちでみられ
 たということだった。

 

 震災の時は大変だったでしょう、と話を向けると、私達は仕事だからしかたがないが
 民間の人が本当によくやっていたと、しみじみ言っていたのが印象的だった。(00.1.7)

 

 本日(00.2.15)震災で全壊し、昨年再興した神戸国際会館で学校の観賞会があった。
 あの会場にいて、そのことを思い浮かべていたのはどのくらいの人数であったろうか。
 神戸でも普段はそれほどまでに震災は遠いものになっている。 へおすすみください。