いくらなんでも迷彩服とは、神戸からの報告



00.9.06
 東京都の防災訓練、すごかったですね。自衛隊の参加に反対する人たち
 に対して左翼のバカどもなどと言いたい放題。自衛隊の防災出動には私
 も全く異論はありません。しかし、あの迷彩服はなんでしょうか。
 
 阪神大震災のときには迷彩服など見かけませんでした。そして装甲車は
 なんのために必要なのでしょうか。建物がどのように倒壊すると予想し
 ているのでしょうか。人が埋まっている倒壊家屋の上を踏みつけにして
 かけまわるというのでしょうか。どのような災害を予想しているのか、
 装甲車は役立つ車両ではないと思います。
 
 阪神のときのような給水活動や仮設トイレの設営など、実際に役立つ部分
 についての訓練はどうなっているのでしょうか。西部方面隊というのかど
 うかよく知りませんが、阪神での経験をどのようにいかそうとしているの
 でしょう。でっかいトラックの後のちっこい給水タンクがなつかしいです。
 本当にあれには助けられました。
 
 あれはどう見ても治安出動の訓練です。本当に災害に生かすなら、阪神大
 震災の経験をふまえてやってもらいたいものです。石原閣下がなにを考え
 ようとあれが唯一の震災における実戦経験だったのですから。
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