ひさしぶりに大きな揺れでした、神戸からの報告
00.10.6
島根で震度6という大きな揺れがあり、神戸も震度4だった。体育祭の本番中で地べたに
に座っていたのだが、自分だけがめまいを感じているのだろうかと思うような揺れ方で、
となりにいる人も同じように感じたらしい。少し間を置いてからまた大きな揺れがあり、
ふと校門のそばの大きな木を見ると、風もないのに、風にあおられたような揺れ方をして
いた。
その時揺れがニュースによれば震度4だというのだが、阪神大震災直後の揺れも震度4と
いう発表だったはずで、とてもじゃないが同じ揺れだとは思われない。最初の揺れの後、
懐中電灯を探しに行き、階段をのぼろうとしていたのだが、両手を壁にくっつけてかろう
じて立っていることができたような揺れが同じ震度のはずはない。
そうすると本震の当初発表6,あとで7と訂正された揺れは本当に7でよかったのかと今
でも思う。テレビのニュースを見ながらそんなことを思っていると、子どもにチャネルを
変えてくれと言われてバカ番組に変えたのだが、あの大震災の時も神戸の外では同じよう
にバカ番組にチャンネルを変えた人がたくさんいたのだろう。
ユーゴの情勢も松江の地震も我が身に降りかからぬものは遠い彼の地の出来事に過ぎない
のだ。そして災害の程度を調べるために扇国土庁長官が新しいデザインの防災服を着てで
かけていくのだ。
それにしても大都市という過密の中での安全の確保というのは大変な問題であると実感する。
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