こんなやつおらへんで、神戸からの報告

99.7.1 
 先日の大雨で新湊川氾濫。親戚のものが被害にあった。
 大震災に去年の台風7号、それからこの水害。短い期間に三度もやられる。
 
 台風7号の件が六月、五割保証ということで県と和解したばかり。
 
 テレビニュースのインタビュー。
 短い間に三度もやられる。こんなやつおらへんで、と漫才の大木こだまの
ギャグを言う。目は笑っていない。怒りと悲しみが血吹雪となって今にも毛
穴から吹き出しそう。
 ピアノの鍵盤を叩いて見せて、音は鳴るけど、(鍵盤は)戻らない、と被
 害の状況を説明する姿がなんともやりきれない。
 
 仮設の使用期限が六月一杯で切れた。
 現在まだよそへ移ることができない居住者七百世帯。
 
 神戸空港の埋め立ての最終許可がおりる。
 
 と、ここまで書いて以下にニュース発見
 http://www.kitanet.com/weekly75.html#X01


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1.公園の小屋撤去求め提訴 被災住民に神戸市 06/19 
       共同通信ニュース速報: 阪神大震災で自宅が全壊したため神戸市内の
       公園に小屋を建てて暮らしている男性(61)に対し、神戸市が、不法
       に占拠しているとして小屋を撤去し土地を明け渡すよう求めて、神戸地
       裁に提訴していたことが十九日、分かった。
        震災から四年以上が過ぎた今も、被災十四世帯三十五人が当時避難所
       として使われた六カ所の公園で生活しているが、訴訟にまで発展したの
       は初めて。
        訴状などによると、震災後、男性は家族とともに同市東灘区に避難
       し、小屋を建てた。一九九五年二月のピーク時には公園に約百二十人が
       避難していたが、十一月以降は男性の世帯七人だけが残っている。
        市は公園内に建てられた仮設住宅や近くの公営住宅を繰り返しあっせ
       んしたが、男性は「自分で民間アパートを探す」などと拒否。 市は今
       年四月に提訴した。口頭弁論で男性は「いつまでも公園にいるつもりは
       ない。転居先を探したが、いいところがなかった」と説明しているとい
       う。
        池谷幹夫市公園砂防部長は「提訴まで約七十回、男性や家族に会った
       が、話し合いがつかず、やむを得ず提訴に踏み切った」と話し てい
       る。
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