実施したイベントなど 2017


12月23日(土) 
兵庫陶芸美術館にて、プラネタリウムと天体観望会を行いました。篠山市にある陶芸美術館付近の星空はすばらしいです。プラネタリウムで今夜の星空や月、銀河、スバルなどをご紹介してから、実際の星空を望遠鏡や双眼鏡で見ていただきます。日本の月探査機『かぐや』の最新発見や来年1月に見られる月食についてもご紹介しました。
3度目の訪問できれいに晴れ渡り、肉眼では、プラネタリウムで予習した夏の大三角、秋の四辺形、カシオペヤなどをご案内しました。また、天体望遠では、月、すばる、アンドロメダ銀河、アルビレオ(二重星)などをごらんたただき、楽しいひと時を過ごしました。遠くから参加された3世代のご家族や親子の皆さまもいたようで、熱心に観察いただきありがとうございました


12月13日(水)〜14日(木)
高知県土佐市でふたご座流星群などを撮影しました。
写真上:12月14日はふたご座流星群がピークとなる日です。魚眼レンズで14日午前4時半からおよそ30分間撮影した写真に9個の流星が写っていました。星の位置を合わせて合成したのが上の写真です。流星の経路を延長すると、ふたご座の頭のあたりで交わります。このあたりから流星が放射状に出現していることがわかります。
写真下:天体観測ドームの左上にカノープスが見えます。カノープスは全天で2番目に明るい恒星ですが、日本では地平線すれすれにしか見られないので、見たことは無い、という人が多いでしょう。そのためか、「カノープスを見ると長生きできる」と伝えられています。低空の太陽が赤く見えるのと同じで理由で、大気の影響を受けて赤っぽく見えますが、本来は淡黄〜白で輝く星です。カノープスの上には全天で一番明るく見える恒星、おおいぬ座のシリウスも写っています。


12月3日(日)〜5日(火)
神戸市ポートアイランドにある神戸大学統合研究拠点コンベンションホールおよび理化学研究所にて開催された、第13回「最新の天文学の普及を目指すワークショップ」に参加しました。今回のテーマは「シミュレーション天文学」です。コンピューターの進歩は目覚しく、以前にはできなかった複雑なシミュレーションができるようになってきました。宇宙の構造、ダークマター、ブラックホールや中性子星、重力波の発生、惑星形成や太陽の活動などさまざまな分野で活用されるようになり、宇宙の解明の大きな原動力となっています。また『京』よりも大幅に性能を向上させたポスト『京』の準備も進んでおり、次世代スパコンへの期待が高まります。最終日はコンピュータの見学で、コンピューターの本体だけでなく、建物の耐震構造や排熱、電気設備なども見せていただきました。ポスト『京』はこの建物に入る予定で進んいるそうです。最新のシミュレーションの方法やその結果について知ることができただけでなく、参加者が相互にさまざまな情報を交換し、有益な3日間でした。


11月19日(日)
姫路市シルバー人材センター様主催「姫路シルバーまつり」で投影しました。ロビーの吹き抜けを利用して5mドームを設営します。2回目と4回目は、多数のシルバーの皆さまにご覧いただきました。入れなかった方には申し訳ございません。次の機会にお待ちしております。皆さまは和やかな雰囲気でユーモアがあり、年を重ねた風格が漂っています。夕方、少し沈みかけた土星ですが、ロケットに乗って探検に行ってきました。


姫路市の三菱電気エンジニアリング様主催「サイエンスフェスティバル」にて投影しました。2回目の訪問です。ビルに入ると正面に横幅5mの巨大画面(Meet VISION TM)があり、大画面でのゲーム体験ができます。3Dプリンタもあって、お客様になって体験したい!気持ちを抑えて投影です。秋を代表するペガスス座を中心に、明け方登ってくる冬のダイヤモンドなどをご紹介しました。


11月8日(水)
京都は 仁和寺の近くにある御室保育園で投影しました。5mドーム使用で、保育室での投影です。0歳〜1歳の皆さんを迎えるのは初めてで緊張しましたが、アニメの画面では明るい声もあり、ホッ!クジラ座の顔が怖くてゴメンナサイ。2歳〜5歳の園児のみなさんには本当に喜んでいただき、画面が変わると大きく拍手をしてくれました。ありがとうございます。励みになりました。


10月21日(土)
 高知県土佐市にある北原小学校の体育館で投影しました。
地域の青少年育成 北原地区協議会様の主催です。親子のお客様が多く、大人の方からは「子供のころから、天体や星座の神話等が好きだったので楽しめました。子供が生まれてからは、星座を眺めることもすっかりなくなっていましたので、晴れた日には久し振りに夜空を眺めてみようと思いました。本当に素敵な時間をありがとうございました。」と、うれしい感想をいただきました。児童のみなさんは、「すごく楽しかった。星座のことをよく知れたので良かった。」「学校の授業で習った星座などがあった。」「えいぞうがきれいだった。」「学校で習ったことよりいろいろ知れたのでよかったです。」「せつめいが分かりやすかったです。」「初めて見れておもしろかった。」等々の感想がありました。5年生は天体の学習をしたばかりだったとのことでした。楽しんでいただけて、うれしく思います。


9月18日(月)
高知イオンモールにて、高知学園主催の学校PRに参加させていただきました。高知学園は文武両道、甲子園出場が幾多、優勝経験もある強豪校です。多くのプロ野球選手も輩出しています。県内最大級の屈折望遠鏡があり、コメットハンターの関 勉(せき つとむ)氏も卒業生です。土星の探査機カッシーニは、9月15日に使命を終えましたが、その発見をいくつか画像とともに皆さまにお伝えしました。下の写真は台風通過直後、17日22時ごろ強風の中、隣接する土佐市で撮影した実際の星空で、プラネタリウムでも映して楽しんでいただきました。


9月3日(日)
大阪市の三国新道商店街の催しで投影しました。お子さんたちだけで一杯になってしまい、保 護者の方は残念ながら入場できませんでした。申し訳ございません。小さいお子さんも姿勢よく観ていただき、感心しました。

8月23日(土)
ベルちゃんとルコちゃんでおなじみの「ベルコ尼崎駅前ホール」にて投影しました。元気で楽しい、大勢のスタッフさんにお手伝いをしていただきまして、ありがとうございました。シャンデリアをうまくかわして5mドームを設営することができました。

8月25日(金)
インターナショナルスクールの「関西国際学園初等部」にて投影しました。サマースクールの夜の行事です。友達といっしょの行事なのでよい思い出になったことでしょう。お子さんたちの楽しさが伝わってきました。


8月17日(木)から30日(水)まで
アメリカ横断皆既日食観測、撮影のため、代表(小関高明)がアメリカに出張しました。
総勢16名の現地集合、現地解散のツアーで、中学校教員時代の教え子の皆さんが企画してくれました。日食はワイオミング州のジャクソンホールで観測しました。雲ひとつ無い快晴で、とても美しい日食が見られました。
日食観測後は乗馬を楽しんだり、イエローストーン国立公園を観光したりして、時を超えて青春時代に戻ったような楽しい語らいがありました。次は2024年の日食にまた集まろうと固い約束?をして世界各国へ散らばっていきました。

 

8月6日(日)から8日(火)
京都で行われた、「天文教育普及研究会」に参加しました。学校における学習方法、クラブ活動での観測報告や教具の研究、惑星儀や教具の製作などのワークショップなどいろいろと参考になることがありました。天体観望会やモバイルプラネタリウムにいかに反映させていくか、じっくり勉強した3日間でした。


8月5日(土)
岡山県赤磐市の竜天天文台「たなばたの夕べ」のイベントで投影しました。昨年に引き続き2回目です。
七夕は旧暦の7月7日のお祭りでした。旧暦の7月7日は今年は8月28日に当たります。現在、七夕祭りは現行の暦の7月7日の他、一月遅れの8月7日や旧暦の7月7日などに行うなど様々です。
正面入り口の展示物や照明器具をはずしていただき、5mドームがちょうどおさまりました。


7月30日(日)
兵庫県豊岡市にある但馬文教府で。科学チャレンジ2017のイベントに参加させていただきました。科学の祭典2017も同時開催です。
うれしいことに毎回満席でとても喜んでいただきました。
明日の日の出は5時7分です、と説明 したところ「なんで、そんなことがわかるん?」とお子さんの驚きの声があがります。思えば不思議ですよね。こんな不思議を大事にしていきたい、と改めて思いました。最後にボランティア参加の学生さんにも観ていただきました。


7月26日(水)、27日(木)
沖縄県本島南部の南風原町(26日)、南城市(27日)で投影しました。飛行機による出張は2015年の西表島以来です。
プラネタリウムは初めていう人が多く、とても喜んでいただきました。

7月22日(土)、23日(日)
高知ぢばさんセンターにて、高知放送主催「子育て応援団 すこやか2017」で投影しました。 昨年に引き続き、2回目の訪問です。今年も大賑わいで、子育て真っ最中の若いパパ、ママから、こちらが元気をいただきました。

7月15日(土)
兵庫県神河町の「あいこう舎」で天体観望会を行いました。
晴れたり曇ったりの天気で、開始時にはちょうど曇ってしまい、星座早見盤の工作を行い晴れるのを待ちましたが、なかなか晴れないのでプラネタリウムを見ていただきました。プラネタリウムが終わったころから晴れ始め、15cm屈折望遠鏡で木星、土星、アンタレスなどをごらんいただきました。

6月26日(月)から28日(水)
日本公開天文台協会(JAPOS)の全国大会がお茶で有名な福岡県八女市で開催され、参加しました。
さまざまな研究発表などが行われ、情報交換をしました。写真は八女市の「星の文化館」に新設された口径1mの反射望遠鏡です。残念ながら天気が悪く星を見ることはできませんでした。


5月3日(水)
姫路リバーシティーにて投影しました。 「加古川で見たことがあります。」という親子のお客様が来てくださいました。ありがとうございます。
今、石垣島では日没後暗くなったころ、「南十字座」がよく見えます。プラネタリウムでちょっと星空観察に行ってきました。

5月7日(日)
去年の秋に引き続き、「のぞみ野住宅展示場」にて投影しました。5mドーム使用です。 連休最終日でしたが、お子さんたちは元気いっぱいです。地球を飛び出して太陽系の惑星を眺めたりして、最後の休日をプラネタリウムで勉強していただきました。 付き添いの保護者の方々はお疲れ様でした。


3月26日(日)
 4月1日オープン「アーバンシティー今宿」の式典にて投影いたしました。天気も良く、高岡中学校のブラスバンドの演奏もあり、おおいに盛り上がりました。


3月6日(月)、3月8日(水)
 伊丹市立こども文化科学館で開催された研修会に参加しました。講師はアストロアーツの上山治貴さんです。3月6日は関西モバイルプラネタリウムでも使用している「ステラドーム」研修会。ソフトを実際に作った上山さんから、演出プログラムの書き方などいといろと教えていただきました。また、3月8日はステライメージ8を使った天体の画像処理の実習と、ステラショットを使った望遠鏡制御と天体撮影の実習がありました。どちらも便利なソフトでしたので早速購入してテストしています。


2月19日(日)
 西部ガスのショールームにて投影しました。5mドームを使用しました。
大都会の博多ではなかなか星空が見えにくいかもしれません。プラネタリウムではありますが、満天の星空を楽しんでいただきました。
博多の皆さん、ホワイトデーのプレゼントに「冬のダイヤモンド」をご検討していただけましたか?


2月5日(日) 
 兵庫県立先端科学技術支援センター、多目的室にて投影いたしました。佐用町と「夢こらぼ」様の婚活イベントです。
 出会いの場ということで、美しくも悲しい純愛のギリシャ神話を一つ、ご紹介いたしました。


2月4日(土) 
昼間、京都でプラネタリウムを投影した後、兵庫県神河町の「ホテルリラクシア」に移動して、天体 観望会を行いました。 月明かりはありましたがよく晴れて、きれいな星空を見ることができました。 肉眼では、北斗七星から北極星の見つけ方、シリウス、プロキオン、ベテルギウスなど主な恒星、代表的な星座などを紹介しました。 望遠鏡では、月、オリオン大星雲、すばるなどをご覧いただきながら、星の誕生と進化のお話をしました。


2月4日(土) 
京都市の下鳥羽児童館の皆さまに投影いたしました。 場所は下鳥羽小学校の体育館です。
一番星の金星、小さく見える火星など、惑星のズームアップに喜んでいただきました。
プラネタリウムを初めて動画で撮影しました。動画はこのページの最初にあります。プラネタリウムの雰囲気を動画でごらんください。


2月2日(木) 
太子東中学校(揖保郡太子町)武道場の畳の上で投影しました。
1年生、、5クラスの皆さまにクラスごとでご覧いただきます。授業時間は50分間、冬の星座、惑星を中心に解説いたしました。前後に南米チリにあるアルマの電波望遠鏡群、ハワイのスバル望遠鏡など日本が誇る最新鋭の望遠鏡についてもお話し、「天文学の今」、を感じていただきました。


2017年1月28日(土) 峰山高原ホテルリラクシア
昨年の12月24日から毎週土曜日に天体観望会を行っています。まだ雪がかなり残っていて、途中で動けなくなっている車もありました。
望遠鏡の架台をホテルに設置したままにしてあるのですが、除雪が大変なので、いつもとは違う口径25pシュミットカセグレン望遠鏡をを使いました。
28日は新月で月の影響もなく、きれいな星空を楽しんでいただきました。