CAMP in MONGOLIA
2003.9.23 丘の上からモンゴルの大地に沈む夕日を眺める・・・

ピードメーターが初日で壊れたので(ケーブル切れ)一日何キロ走ったかわからないんだけど。だいたい100キロ強ぐらいのはず。

オフロードとはいえ一日100キロしか走らないということは、
かなりゆったりしたツーリングであることは間違いなく、
かなり一生懸命ボーっとする時間を過ごさなくてはならない。
ムキになって走るよりもこのゆったり感がたまらないんだけど・・・
どうせいくつ丘を越えたって景色は変わらないし。

フロード3日目
移動日。GPSのポイントをいくつかたどって次のキャンプ地に向かう。
ガイド無しのGPSランはしょっぱなからかなり道に迷った。
なんとかたどり着くとそこはエンデューロコース並の
荒れ荒れヌタヌタのヒルクライム
今回はそれなりに走れる人ばっかりだったので難なくクリアーだったが、
このヒルクライムを初心者も走るってんだから、かなり辛いはず。
聞けばやっぱり、怪我人が出る事もあったりするらしい。

この日ぐらいからはかなりモンゴルのオフロードにも慣れてきて
ちゃんと道というものもあって、GPSの矢印のとおり丘を直登しなくてもいいんだと気づく。(遅いって・・・)

キャンプ3日目は丘に囲まれた場所。


き火
燃料は乾燥した牛の糞・・・これがまた思いの他よく燃える。
牧民にとって冬の間の大切な燃料となる。
焚き火マニアではないが、この牛糞の焚き火はかなり完璧な部類に入るであろう。

焚き火をしてると暗闇の中から馬を引いた若い牧民が現れた。
しばしスタッフと談笑(モンゴル語なので何もわからず)のしたあと馬に乗って再び暗闇に消えていった。

彼らには我々はどういう風に見えるのだろう?キャンプなどは軍隊がすることで、とても正常な人間がすることではないように見えるのだろうか?
それとも旅のスタイルとして、アウトドアーレジャーとして認知されている行為なのであろうか?
彼らはこの大自然を誇りに思っているだろうか?
そして自分は日本に生まれ日本に生きることを誇りに思っているだろうか?


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