§2 速度・加速度の本当の定義
先ほどのページの公式を証明しよう。まずv=v0+atの証明である。(a=Δv/Δtは定義であるため証明無)
次のx-tグラフを見てほしい。
この図を利用して求めよう。
瞬間の速度とは平均の速度 x/t においてtを限りなく小さくとったものであるから、これを求めるには微分を利用する。
この図においてxをtについてt1で微分すると速度が出てくる。したがって
速度…位置xをある時間tにおいて微分したもの
という定義が分かる。
同様にして
加速度…速度vをある時間tにおいて微分したもの
という定義になる。
この点から考えると
x'=v
x''=v'=a
とわかる。