眺めは最高であった。
ビルも無く、車も走らない田舎の自然と、綺麗な空気を堪能する。
「さて、探すとするか」
すぐに見つかる。
「なんだ、俺たちの歩いていた道の先じゃないか、心配しなくても良かったな」
「フィソラ、見つかったわ、ありがとう。
あそこに着地してね」
『ああ、もちろんだ。時間は大丈夫か』
「ウン大丈夫、余裕でつくわ」
『それは良かった』
そして、フィソラは舞い降りる。
地上に降り立つと、フィソラは光とともに見えなくなった。
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