実に彼は、我々の兄弟たちの幾人かに語りかけることによって、以上のような誤った教えの染みで我々に汚名を着せようと努力した。そして彼は、彼の周知の行動計画に従って、様々な手紙によってそのことを繰り返した。彼が書き主張することは、私にとって無きに等しい。しかし、彼は、偽証の教説に関する問題を提起しているであるから、私はそれについて私の見解を述べ、彼をして彼自身に裁きを下させることにしたい。我々の主なる救い主は、諸々の福音の中で次のように言っている:『昔の彼らには、「あなたは、あなた人に誓ってはならない、あなたの主に諸々の誓いを立てよ」と言われた。しかし私はあなたに言う:「まったく誓うな」と[1]』。そこで私は、次のように言う:いかなる理由によっても我々は偽証してもよいと教える人は誰でも、キリストの信仰と、普遍教会の一性とは無縁であると。



[1] Mt.5,33-34.

 

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