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2011/03/28(月)

第二段階

たらたらと教習所の中を時速20kmぐらいで走る。曲がる合図を3秒前、交差点の30メートル手前でとか・・・。
それでも新卒の若者たちには必死な作業。車の操作で手いっぱいなのに、ウィンカーを精いっぱい動かそうとしたら、
ワイパーが動いたり。アメリカンコメディーみたいだ。

休憩時間に外の喫煙場所にいるのは、俺を含めて数人。大型を取りに来てるアンチャンとか、フォークリフトの免許のオッサンとか・・・。
フレッシュなヤングは、ロビーにあるコンピューターで終了検定の問題集を勉強していたり、出会いを求めてウロウロしていたり・・・。

おっさん連中は ぼ〜っとタバコをくゆらせてるだけ。今さら縦列駐車にドキドキする必要もないし・・・。

昨日は日曜日だった。村の行事もないので、朝から晩まで教習所でキャンセル待ちしながら暮らした。
2時間もキャンセルが取れた。もうすぐ高速教習。
その前に「急制動」っていっても時速40kmからのではあるが・・・。

そしてそれがキャンセルで浮いた教官が当たった。初めての女の教官。しかも若くて細い。
所内の一番長い直線で加速して急制動しなければならない。
注意事項を娘教官がグダグダ説明してくれる。
この短い距離で40まで加速して、そこから止まらなければならない。

「この車、ABSは付いてんの?」と聞くと、「お車に詳しいですね^^」と、褒められた。
どうやら、初めての免許と思い込んでいるらしい。白髪頭の俺に妙に優しい。

「じゃ、頑張って行ってみましょ!」女教官が声をかける。
ローからセカンドで60まで引っ張る。女教官が慌てて横でブレーキ踏んでもギアが低いから意味が無い。
障害物として置いてある車の手前10メートルで急制動してやった。
障害物の手前2メートルで止まった。

女教官がアワアワ言いながら怒りだした。「あなた初めてじゃないでしょ!!」
「俺の教習原簿の裏を見てくださいよ・・・。」
「あ!酔っ払いで捕まったのネ!」   「ウィ〜ッス」

んで、その時間は、女教官も助手席にあるブレーキから安心して足を放して、
世間話しながら所内をドライブ。
「えぇ〜〜首都高を走ったことあるんですかぁ〜〜!?」
「単車で日本一周、うらやましぃ〜〜」

俺は、愛想のない男の教官のほうがいい。

2011/03/31(木)

頑張ってください!!北関東・東日本・東北

我々からしたら遠い東北・・・。んだが、幼小を栃木、学生時代が東京、
インターンが北関東・・・。人生の半分近くが北関東の俺・・・。

嫁さんの実家も(無)計画停電。んが、そこへは乾電池やらローソクを送れた。
「あまったら、近所にも分けてください。」と・・・。

でも、本当の被災地。テレビの報道ではではわからん。
赤ちゃんが粉ミルク飲むのにも難儀してるらしい。

報道では、とにかく義捐金が有難いと言う。
米やら缶詰、日持ちのいいものがいいと言う。

だが・・・、タバコを吸いたい人もおるやろ?
飴玉を舐めたい人もおるやろ?

毛布やら、衣服は充分らしい(それもわからんが・・・)
んだから、スポ少のみんなにも声かけて、
オマケ付きのガムとか、チョコ、いわゆるぜいたく品やわな・¥・・。
声をかけたらダンボールに10個ほど集まった。

向こうの子供達が受け取ってくれたら、寒い夜でも、ちょっとでも明るくと・・・。

届くのか届かんのかわからないけど、
俺の案で、現地の子供達に甘いお菓子が診療所に集まる。

が、支援物資の受け取り場に持っていったら、受け取る方も困惑。
「現地ではアイロン、洗濯機、炊飯器のほうが・・・。」と、のたまう。

そりゃ、そこでそのように働いてくれている皆さま、ありがとうございますなのだが、
現地の子供達、オニギリ一個よりも、板チョコレート一枚のほうが笑顔をくれるんではないか?

もし、届いたなら・・・笑顔をお礼に、たとえテレビの片隅ででも見せてください。

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