質 問
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答 え |
私のは安いクルマだから、
オイルなんか
何でもいいんじゃないの?
・・・という方も
多いと思いますが、
右の表を見てください。 |
メーカー充填オイル表 |
メーカー |
車種名 |
エンジン型式 |
排気量 |
API 分類 |
SAE粘度 |
トヨタ |
カローラ |
2NZ-FE/NZ-FE(12.8〜) |
1300/1500 |
SL |
5W-20 |
トヨタ |
ヴィッツ |
1SZ-FE(11.1〜) |
1000 |
SL |
5W-20 |
日産 |
プリメーラ |
QG18DD(10.9〜) |
1800 |
SL |
5W-20 |
日産 |
マーチ |
CR10/12/14DE(14.3〜) |
1000/1200/1400 |
SL |
0W-20 |
ホンダ |
シビック |
D15B(12.9〜) |
1500 |
SL |
0W-20 |
ホンダ |
ライフ/ライフダンク |
E07Z(12.12〜) |
660 |
SL |
0W-20 |
三菱 |
ミニカ/トッポBJ |
3G83(11.10〜) |
660 |
SL |
5W-20 |
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このように、この数年に出された車のほとんどが、最高グレードのSLでしかも「5W-20や0W-20」といった低粘度オイル
がメーカーで充填されています。特に最近上の図のようなステッカーを見かけますが、
これは平成12年4月から新設された「低排出ガス車認定制度」で低公害車だと認定された車に貼られるものです。
これら低公害車のほとんどは省燃費もうたっていますが、
このような車に低いグレードや高粘度のオイルを入れた場合、
もちろんすぐにエンジンが壊れるということはありませんが、せっかくのエンジンの性能が生かせないので、
特に燃費の悪化などの症状が出る可能性があります。
また逆に、高年式車などで当時のメーカー充填オイルがSHやSJだった車にSLオイルを入れても、
SLはその前位のすべてのグレードをカバーしているので、全く問題はありません。
(ただし、粘度はその車に合ったものを選びましょう)
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エンジンオイルは価格だけにとらわれず、ご自分の車にあったものを選びましょう。
よくわからない場合は、整備のプロにご相談ください。
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初回車検で カップの交換!・・・?
乗っていて
ブレーキに問題ないのに・・・
どうして ???
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最近の車は 特にトラブルもなく 性能は良いから整備をする必要性がない様に思われますが・・・
安全装備面は良くなりましたが、ブレーキ装置は ちゃんと定期的に整備の必要があります。
分かりやすいように 分解時の画像(ディスクブレーキ ドラムブレーキ)を用意しました。
一度ご覧になり 分からない所があれば お気軽にお問い合わせ下さい。
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油脂類ページにある
添加剤って使うと良いの?
なぜ・・・?
分かりやすく教えてくれますか?
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そうですね・・・ 女性の多くは髪を洗った後に『リンス』や『トリートメント』を必ずしますよね。
それって、きれいになった髪を保護し、ツヤツヤ・サラサラにするためだと思うのです。
つまり車に使用する添加剤は、エンジンにとってのリンスでありトリートメントと同じだと考えてください。
最低でも20000kmに1度できることなら 1年に1回は愛車に使ってあげるだけで、断然 車が元気になると思います。
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整備事業所
と
ユーザー車検(代行車検を含む)
との違いは・・・?
分かりやすく教えてくれますか?
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ユーザー車検とは、
自動車ユーザー自ら車を国の検査場へ持ち込んで車検を受けることをいいます。
ユーザー車検代行とは
車検代行業者がユーザーの皆さんに代わって車を国の検査場へ持ち込んで車検を受けることをいいます。
これらの場合は一般に、車検の際に点検整備を実施しないケースがほとんどです。
最近の車がいくら故障しなくなったとはいえ、点検整備をしないと不具合が発生する確率は高くなります。
過去のデーターでは、ユーザー車検合格後に何らかのトラブルが発生して整備事業場に入庫した車を調査すると、
1カ月以内に入庫したケースは30%でした。その半数近くがブレーキ関係の不具合となっており、
整備費用は2〜4万円が約30%、10万円以上というケースも約5%ありました。
これに対して整備事業場は国から認証を受けた事業場ですから、
一般ユーザーの皆さんから車検の依頼を受けた場合は、
クルマの状態を点検し、点検の結果、必要な整備を実施し、
安全面、公害防止面を十分に確認したうえで車検を受けます。
ユーザーに車の「保守管理責任」があるという観点からも、車検時には検査だけでなく、
きちんと定期点検整備を実施することが望ましいのは当然のことといえます。
なお整備事業場では、定期点検を実施した車には整備保証をしておりますので、より安心してクルマを使用できます。
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