いつもの馬場町通り

 家の前の見慣れた路地なのだが、絵にしてみるとどこかちがった街になる。自分はこの道がどのようになっているのかよく知っているが、全く知らない人が見たらどう感じるのだろうか。

 ”Deja vu”

 知らない街を歩いていたりして、ふと、「あれ、こんなとこ来たはずないのになぜか懐かしい。」そんな想いに駆られるときがある。どこかで目にしたこういった景色が、自分の記憶の中に組み込まれているからかもしれない。

 絵を見るときの楽しみはこういったところにもあったりしていい。


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