初秋の神鍋高原

 スキー場のゲレンデに点在する別荘やスキーハウスは高原を彩ってとてもきれいだ。

 神鍋高原に、「風穴庵」という麦とろを食わせる店がある。店の脇に洞窟がある。火山活動の置きみやげとか。人間はこの洞窟を貯蔵庫としてうまく利用している。夏は涼しく、冬は暖かく感じる。よくしたもんである。

 この前、麦とろを食べにいった。風穴庵に着くまでに、いろいろな別荘が目に留まる。妻が「あんな別荘が欲しいなあ」と言う。一瞬「ドキッ」とする。自分も同じことを思うのだが、しかし、あの「ドキッ」とした気持ちは何なのだろうか。ムムム・・・。


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