峰山蓮花寺より参道を望む

 轟地区は月初めの神社(森神社)参りの前に、参道と境内の清掃を欠かさない。朝は何かと眠く体も動いていないので、あんまり景色を眺める余裕もない。「しんどいなあ」と前だけを向いて、蓮花寺の参道の階段とそこから続く神社の階段を 掃除道具を持ってのぼっていく。しかし、ひとしきり体を動かすと、すっきり目覚めてきて景色を眺めるゆとりが出てくる。掃き掃除が終わり、神社から降りてきて、蓮花寺の参道の階段にたつと、集落が目の前に現れる。なかなかいい眺めである。

 絵の中の道は蓮花寺の参道で、県道につながっている。近々その県道が拡幅改修される。改修後は参道への取り付け部分はかなりの急勾配になるらしい。

 県道の向こうは竹野川の堤防があり、川を挟んで竹野コンクリートの工場が見える。

 手前右側は伝承館の屋根である。
 毎年秋には神社には大神楽が奉納され、蓮花寺では古代太鼓踊りが舞われる。それら文化財を保存・伝承するための会館となっている。

20170701

 


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