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鬼瓦

 江戸時代は武士階級や神社、仏閣でしか瓦葺きが許されていませんでしたが、江戸時代末期から明治
にかけて民家でも瓦葺きができるようになり、民家や商家など一般家屋の屋根はさまざまな「鬼瓦」で飾られる
ようになりました。鬼瓦は一般に魔よけとして用いられることが多い、また子孫繁栄や招福といった祈願的な意味
合いをこめて葺かれることもある。鬼をもって魔よけとする意味として考えられるのは、俗にいう
「毒をもって毒を制す」という考えがあったのではないかと言われている。
鬼瓦を手作りする職人を一般に鬼師(鬼板師)と言います、鬼師は経験が重要で土を知っていなければ
制作できません、地上から鬼瓦を見るとさほど大きくないようですが、目前にするとかなり大きいものです、
その大きい鬼瓦を焼き上げる時の収縮はかなりのもので窯の温度、土の質、気温、湿度など加味し、
焼き上げなければなりません、すこし間違うだけで簡単にひび割れを起こします、そういう技術的なものの
ほかに造形的な美が求められます。



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