ミニアルプスレイアウト                                             トップページに戻る

 ベースボードはそうめんの木箱(380mm×205mm)、レールはPICO製Nファインのフレキシブルレールを使用。小判型のシンプルな線路配置に、山と池と山小屋を配置した小さなレイアウトです。カーブ半径は約90mm。走行用の電源はベースボードの下に入れてある乾電池です。ON−OFFスイッチでけなのでスピード調節はできませんが、コンセントいらづのディスプレイ用レイアウトです。背景板はパソコンでA3の写真画質用紙に印刷したものを、黒いアクリル板に張り付けてあります。パソコンでの印刷は、もとの写真の幅が足りなくても自然な形で伸ばしながら印刷できるので、とても助かりました。

  

 水面の表現には津川洋行の「水の素(造形用パラフィン)」を使用。透明感はあまりありませんが、流し込んだ後もはんだごてで溶かしながら、何度でもやり直せるので作業はしやすかったです。両側の岩から波が出ているように表現するのも、はんだごてを使いました。

 

 山小屋は、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」をイメージして簡単な図面を起こし、プラバンやつまようじで作りました。人形はTOMIX(Preiser)製の「洗濯干し」を、馬や動物もTOMIXやKATO(Preiser)の物をそのまま使っています。

  

 山や丘などの地形と三本のもみの木は、発泡スチロールをそれらしい形に削って、表面に細かくちぎった新聞紙を水で溶いたボンドに漬けたものを張り、その上にシーナリーパウダーやコースターフを付けてあります。発泡スチロールのまま水で溶いたボンドを付けると、はじいてしまってうまくパウダーなどが付かないので、面倒でも新聞紙を張り付けました。

  

 小さな鉄橋(デッキガーター)と小さな停車場はプラパーツの余りやプラバンからの自作品です。岩は市販の模型用コルクブロックを使いました。レイアウトの枠は、100円ショップの工作材料売場で手に入れたものを組み合わせて作り、オイルステンで着色しました。なかなかよい雰囲気が出せたと思っています。

   

 発泡スチロールは冷凍エビなどのケースからの廃物利用をしたので、思い通りの形にするためにはかなり張り合わせなければなりませんでした。はじめから工作用の発泡スチロールを使った方が手間も時間も加工性も良いのですが、廃材が出るし・・・・。「アルプスレイアウト」の名に恥じない、環境に優しいレイアウトづくりを目指しました。

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