C58-33号機 トップページに戻る
マイクロエースのC58-33号機を大改造しました。車高を下げてパーツや配管を追加しています。
実車の特徴はJNRマーク入りの大型後藤工場デフや、逆止弁がドーム前にあることなどです。
ワールド工芸の物が高価で変えなかった分、気合いを入れて改造しました。
マイクロエースの蒸機は腰高ですが、この改造で車高を下げたので、横から見てもかなりそれらしくなりました。
また、KATOのC58のようにオーバースケールではないので、客車を牽かせても編成としてまとまります。
実車の写真を参考にこだわった点は、「 発電機の排気管がピョコンと立ち上がっている感じ 」「 ドーム前の逆止弁 」
「 デフを支える棒 」「 助手席側キャブ全面窓の金網 」 などです。
一番の改造点はモーター上部のブラシを切り取り、ダイカストを削って車高を落としたことです。これにより腰高を解消
することができました。ブラシは0.2mmの真鍮線に付け替えました。多少走行音が大きくなりましたが、走行そのもの
には今のところ問題ないようです。腰高を直したことによるバランスを保つため、ボイラーとランボードをいったん切り離し
てボイラーの下を削ったり、(ついでにランボードに網目模様を入れました。) キャブや前部ステップの下を切り取ったり、
キャブ窓の下を埋めたり、かなり手を加えました。他にも、手すり・スノープロー・ステップ・回転火の粉止めなどを追加し、
給水温器を太くしました。ヘッドライトは銀河のパーツに交換し、副灯を取り付けましたが、どちらも点灯できるようにして
あります。
ワールド工芸製には及ばないものの、かなり実写のイメージに迫った、しかもスケールに近くて走行性能も良い物が
できたと自負しています。ちなみにこれらの改造には、「Nゲージ蒸気機関車」というHPの「蒸機の加工」 という記事が
とても参考になりました。