C56-150号機                                                                              トップページに戻る

 マイクロエースのC56-150号機を改造し、モーターをキャラメルナインの物と交換しました。この改造で車高を下げると共に、キャブをシースルーにすることができました。今回の改造も、「Nゲージ蒸気機関車」というHPの「蒸機の加工」 という記事がとても参考になりました。

 

  

 キャラメルナインのモーターは通信販売で手に入れました。ウォームギヤが付いていましたが、そのままでは短すぎて機関車側のギヤと当たってしまったので、別のウォームギヤをはんだ付けして延長しました。とても小さいモータなので、C56の火室部分の内側を少し削るだけで入りました。フレームへの固定には、ワールド工芸のキットを組んだ後に余ったしんちゅう板でモーターブラケットを作り、これまた余りの小ねネジで固定しました。試行錯誤しましたが、最終的には走行性も良いフレームに仕上がりました。

 

 真ん中が今回改造して車高が下がった「C56−150」、右が中村精密の「C56−160」、左は車高を改造していないマイクロエースのC56です。今回の改造で、ボイラーやキャブ屋根の高さが下がり、ファインスケールといわれている中村精密のC56に近いプロポーションになりました。

 改造前のキャブは縦長ですが、改造後は横長になりました。もともと屋根が延長されたタイプだったので、横長になったことがより印象的です。デフも上部の折り目(?)の部分で一度切り離し、短く削ってから接着しました。これでデフも横長になりました。

 客車をひいても、屋根の高さが客車と同じで違和感がありません。

 キャラメルナインのモーターは、もう手に入らないかもしれませんが、近日中にTOMIXの「C57−135」のモーターが手に入りそうなので、次はD51のキャブシースルーに挑戦してみようかと思っています。

 この改造以前にも、キャラメルナインのモーターが手に入ったので、ワールド工芸の「DB10」を動力化しました。最新のDB10のキットはすでに動力化済みですが、今回改造したものはもともとディスプレイ用でしたので、動力化されていませんでした。同じくワールド工芸の「デキ3」の動力を参考にして、手持ちのギヤなどを使って作りました。

  

             

 「デキ3」は「DB10」と比べてもさらに小さく、車体の下からギヤや機構を見ても、必要最小限のものだけです。改造した「DB10」も片側の車軸にしかモーターの動力を伝えられませんでしたが、ロッドがあるため車軸は2軸とも駆動します。

 今回改造した「C56」と「DB10」、それに普通にキットを組み立てた「デキ3」の3輌は、どれも走行性はよく、TOMIXのスーパーミニカーブレール(C103)を通過することができました。ミニレイアウトで活躍できそうです。

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