ワールド工芸 ナスミスウィルソンA8 と 古典貨車 4輌                     トップページに戻る

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 ワールド工芸の「ナスミスウィルソンA8」と「古典貨車 4輌」のキットを組みました。ワールド工芸の小型SLは今までにも

いくつか作ってきましたが、このA8はかなり組み立てやすくなっています。特にモーターがネジをゆるめると後でも外せる

ので、車輪とロッドの調整がやりやすくなっています。古典貨車は組み立ても簡単。小さくてかわいいのですが、手すりなど

が別パーツで細密感があります。また金属なので平面やエッジがキッチリとしているのもよい感じです。

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 機関車の構成は今までのワールド工芸のものと同じで、左右の金属板の間にプラスチックのギヤ付きシャフトを挟んで

絶縁と集電を行う構造となっています。クロスヘッド部分が細かくてやや組みにくいのですが、部品が2種類あってどちらか

組みやすい方を使えばよいようになっています。きちんと調整すれば走行性も良く、古典貨車4輌も一応牽引できます。で

もかなり苦しく、カーブや登り勾配ではスリップしてしまいます。真ちゅうや鉛などで補重しなければならないようです。

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 貨車の中では「長物車<チキ300>」が唯一のボギー車で、スポーク車輪と相まって美しいシルエットとなっています。

他の2軸貨車もブレーキシューなど金属ならではの細かさがあります。「有蓋緩急車<ワフ>」は、実はトミーテックの鉄道

コレクション第一弾に含まれていた「ワフ」とタイプも大きさもよく似ています。でも屋根のベンチレーターや解放テコなど、

さすがにワールド工芸の方が芸が細かいです。とはいえ鉄コレには車体表記があり、あなどれません。「通風車<ツ100>」

は、透けている訳ではないのですが透けているかのように見えるところがさすがです。「鉄製有蓋車<テ1>」はさすがに金

属製なので質感が良いです。屋根と側面とは一体になっていて、屋根の丸みから側面の平面へのつながりは良い感じです。

 塗装は今回も金属モデルならではのマッハの塗料を使いました。エアブラシで吹き付けましたが、吹きつけ方によって艶

が変わるので今ひとつ思い通りに塗れません。塗装は奥が深い・・・。

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