SLあそBOY(マイクロエース製58654号機) トップページに戻る
マイクロエースのSLあそBOY(58654号機)の車高を下げるなどの改造を行いました。前回C58-33号機に施したように、ダイキャストブロックを削り、モーター上部のブラシを真鍮線に取り替える等の作業をしました。
車高を下げる時には、シリンダブロックとスライドバーあたりの部品も下げなければなりません。シリンダブロックは、ネジで取り付ける時にプラバンを挟んでやるだけで解決しますが、スライドバー関係の部品は結構面倒です。というのも取り付け用のピンの位置に合わせて取り付け穴の上部を削らなければなりませんが、一方で8600はもともとランボードが低いため、スライドバーあたりの部品を下げると、動輪の回転で上下するメインロッドが上がった時、ピンの取り付け部に当たってしまうのです。これをかわすために、取り付け位置の下部も削らなければなりません。さすが固定できなくなり瞬間接着剤で留めました。
8600の特徴とも言えるボイラー下のすき間を表現するために、ダイキャストブロックに穴を開けたり削ったりしました。削るのが大変だった割には、よく見ないと分かりませんが効果は大きいです。ついでにエンジンとテンダーの間隔を詰めました。この作業はドローバーを外して、切ってはんだごてで溶かして付けるだけなので、慣れるととても簡単で5分でできました。
フロントデッキの白い手すりは、金属パーツに変えてあります。マイクロエースの8600はボーラーが太いのですが、この改造で少しはましに見えるようになりました。ちなみに何も手を加えていないマイクロエースの8600の写真を、比較のための載せておきます。
今回の改造も、「Nゲージ蒸気機関車」というHPの「蒸機の加工」 という記事を参考にさせて頂きました。