QRPパワー計とRFプローブ


ガラクタ製作所に戻る

 50Ωのダミーロードに電力を食わせて、両端の電圧を測るだけだ。

 QRPなんだからこんな大げさなダミーロードは不必要だが、サトー電気で大量に買い込んでおいたチップ抵抗を4パラで使う。
 こんな感じ。

 もしかしたら10Wくらいまで使えるように、放熱の良さそうな配置にする。

使いやすいようにミノムシクリップを付けてできあがり。
 あまりローパワーではダイオードの直線性の問題があるから、「5mW出ているか、10mWか」などと考えても、意味はない。

 Cを大きくして、FET入力のオペアンプか何かで受ければ微小電力も正確に測れると思うが、よほどのマニアでなければ「出力何μW」というような極端な測定は必要ないだろう。
 電力まで知る必要もなくて、出力が出ているかどうかさえ分かればよい、と言う事の方が多い。

 簡単なRFプローブを作る。
 小さい部品ばかりなので、配置を工夫して細長く作る。

 古いボールペンの軸に詰め込んで、できあがり。
 どちらも表示はテスターにつなぐので、テスター棒につなぎやすいように、出力線にはミノムシクリップを付けておく。

 感度が良すぎるので、注意しないと何を測っているのか分からなくなる。